2013年5月26日(日)

10R
2013年5月26日(日)
2回東京12日
15:40発走

東京優駿 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 定量 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 キズナ
1 2 コディーノ
2 3 アポロソニック
2 4 クラウンレガーロ
3 5 メイケイペガスター
3 6 ラブリーデイ
4 7 ヒラボクディープ
4 8 ロゴタイプ
5 9 エピファネイア
5 10 タマモベストプレイ
6 11 テイエムイナズマ
6 12 サムソンズプライド
7 13 マイネルホウオウ
7 14 アクションスター
7 15 フラムドグロワール
8 16 ペプチドアマゾン
8 17 レッドレイヴン
8 18 ミヤジタイガ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=8 1=9 1-2 1-16 8=9
綾恵 9=1 9=5 9-8 9-12 1=5
山田 8=9 8=2 8=10 9=2 9=10 2=10
たま 2=3 2=1 2=8 2=9 2=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はキズナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
毎日杯(G3)、京都新聞杯(G2)を圧倒的な人気に応えて連勝。いずれも楽な手応えで豪快に突き抜けた。取り分け毎日杯の勝ち時計が優秀。08年の同レース覇者ディープスカイ(NHKマイルC、ダービー変則2冠)と比較してもパフォーマンスは遜色ない。皐月賞組のエピファネイア、コディーノには過去に先着を許しているが、差はわずか。弥生賞(G2)5着では、直線でスムーズさを欠きながらも際どい勝負を演じており、決して力負けではない。父ディープインパクト(3冠)、姉ファレノプシス(2冠)、近親ナリタブライアン(3冠)というバリバリのクラシック血統。軌道に乗った今なら、ダービー馬となる資格十分だ。

対抗はロゴタイプ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年暮れの朝日杯フューチュリティS(G1)以降、世代トップクラスを次々に打破。対戦した相手とはすでに勝負付けが済んだ感もある。特筆すべきは前走の皐月賞(G1)の内容。外からライバルたちを強引にねじ伏せ、レコードタイムで1冠目を獲得した。底力を問われるタフな持続力勝負になったときの強さは世代随一。反面、瞬発力タイプではないため、極限の上がり勝負になった場合の懸念はあるが、展開一つで2冠達成のシーンまで。

単穴はエピファネイア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
母は日米オークスを制した名牝シーザリオ。デビューから3連勝でラジオNIKKEI杯(G3)を制し、血統に違わぬ資質を示した。その後は中山で2連敗を喫したが、それぞれ勝ち馬とはハナ、半馬身の僅差。名牝譲りの瞬発力は世代上位で、決め手が生きる府中でこそ真価を発揮するはず。今週、ソエにより調教メニューに変更があったものの、動きは相変わらず軽快で大きな影響はなさそう。課題の折り合い次第では、好勝負に持ち込めるはず。

抑えはコディーノ。穴はペプチドアマゾン。

今週のワンポイントアドバイス

逆転Vで戴冠、コディーノ

「日本ダービー」は1932年に創設され、今年、区切りの80回目を迎える。正式には「東京優駿」と言う。日ごろ競馬に関係のない人たちもダービーだけは注目する競馬の祭典だ。2010年に生まれたサラブレッドは、持込馬、輸入された外国産馬を含み7197頭。その中から栄えあるダービー馬の栄冠を手中にするのはどの馬か。過去10年のレースから傾向を見てみたい。

連対馬は1-3、1-5、1-2、1-4、3-14、1-12、2-5、7-5、1-10、3-5番人気の組み合わせで決まった。1番人気は6連対で、2、3番人気が2、3連対。上位人気合わせて11連対では全幅の信頼は置けない。しかし、1〜3番人気が馬券対象からそろって消えたのは1回だけ。上位人気に人気薄が絡むという、典型的なヒモ荒れ傾向を見せている。

馬連配当は
3けた…………2回
1000円台…1回
2000円台…1回
3000円台…2回
5000円台…1回
万馬券…………3回

2けた人気が連に絡んだ07、08年と、上位人気が総崩れとなった10年に万馬券が出いる。

また、8回行われた3連単配当は4250円、1万2650円、215万5760円、20万1300円、20万1960円、15万2910円、10万300円、8万7380円。05年こそ4けた配当で平穏に収まったが、その後は215万馬券や10万超馬券が飛び出す難解なレースとなっている。ちなみに、3着には7、7、4、6、8、1、8、7番人気が入線している。

連対馬を路線別に見てみると、皐月賞組が10連対、青葉賞組4連対、NHKマイルC組3連対、京都新聞杯組2連対、桜花賞組1連対の順。G1からの臨戦馬が好成績を残している。

勝利数別は、1〜5勝以上馬が13、72、70、18、6頭出走して、0、2、11、4、3連対。連対率は0、3、16、22、50%。1勝馬の連対はなく、2勝馬も苦戦していたが、昨年ディープブリランテ(2勝馬)が優勝したことで傾向に変化が表れてもおかしくなさそうだ。

キャリアは3〜11戦以上馬が0、2、6、7、1、1、1、2、0連対。3戦以下の戦績馬は連に絡んだことはなく、11戦以上のキャリアで連対した馬も見られない。

関東馬は52頭が出走して4連対(連対率8%)、関西馬は126頭で16頭(同13%)。連対数、率で関西馬が関東馬を大きくリードしている。なお、北海道競馬から参戦したコスモバルク(04年)は8着だった。

枠番別成績を調べてみると、連対馬20頭は1〜4番枠の5、2、4、3連対と、5〜8番枠の1、3、1、1連対(07年は18番取消で17頭立て)。内枠VS外枠は、14(7勝2着7回)対6(3勝2着3回)。スタート地点から1コーナーまで約350Mあり、枠順の内外による有利不利はないように見えるが、内枠の1〜4番が、勝利数、連対数で外枠を圧倒している。


◎……コディーノは新馬→札幌2歳S→東京スポーツ杯2歳Sと無傷の3連勝。当時は世代ナンバーワンの力量馬と称された。ところが、朝日杯フューチュリティSで2着に敗れると、弥生賞3着、皐月賞3着と予想外の3連敗。勝ち切れずに足踏みを続けているが、着差はクビ、クビ+ハナ、0秒3差。前走の皐月賞は1コーナー手前でロゴタイプと接触し、直線でも前が壁になる不利があった。東京スポーツ杯2歳Sの末脚を見ると、左回りの方が切れることは明らか。距離延長に問題はなく、コース替わりも好材料。逆転Vで記念ダービーを勝ち取るチャンスと見た。

○……相手は絶好の3番枠を引き当てたアポロソニック。デビューから3戦がダートで、4戦目から芝に転戦。前走の青葉賞でアタマ差2着に逃げ粘って、ダービーへの出走権を獲得した。実績では見劣るが、楽々とハナを奪える組み合わせで、後続がけん制し合うようだとそのまま押し切るシーンも十分ある。

▲……キズナはデビュー2連勝の後、勝ち切れないレースが続いたが、毎日杯、京都新聞杯と連勝した。差す競馬が板について、破竹の勢いを見せている。ただ、これまでモマれる競馬をしたことはなく、最後方から馬群をさばき切れるかの不安もあり、3番手評価とした。

△1……ロゴタイプはナリタブライアン以来の2歳王者による皐月賞制覇。しかもレコード勝ちと文句のつけようがない強さを見せている。しかし、前走を激走した反動が出てもおかしくないのが競馬。その能力の高さは認めても連下とした。

△2……エピファネイアは3連勝で臨んだ弥生賞が0秒1差の4着。続く皐月賞でも2着に敗れた。ここ2戦あとひと押しが利かずにいるが、世代トップ級を相手に小差の競馬を続けてきた。父はダービー2着で、母シーザリオはオークス馬。2400Mに不安はなく、折り合いがつけば当然首位争いになる。

△3……マイネルホウオウはNHKマイルCを快勝。切れる脚はないが後方で脚をためて、直線外から長くいい脚を使って伸びてきた。血統的に距離はどうかだが、前に馬を置いて末脚勝負に徹すれば、変則2冠も夢ではない。

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