2012年6月24日(日)

11R
2012年6月24日(日)
3回阪神8日
15:40発走

宝塚記念 GI

芝・右 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ウインバリアシオン
1 2 ショウナンマイティ
2 3 ヒットザターゲット
2 4 マウントシャスタ
3 5 スマイルジャック
3 6 エイシンフラッシュ
4 7 ルーラーシップ
4 8 アーネストリー
5 9 ビートブラック
5 10 ナカヤマナイト
6 11 オルフェーヴル
6 12 フェデラリスト
7 13 モンテクリスエス
7 14 ホエールキャプチャ
8 15 トゥザグローリー
8 16 ネコパンチ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 11=15 11=7 11-6 11-8 15=7
綾恵 15=8 15=1 15-2 15-11 8=1
山田 12=15 12=6 12=2 15=6 15=2 6=2
たま 2=11 2=1 2=6 2=7 2=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はオルフェーヴル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
圧倒的な1番人気に推された前走・天皇賞・春(G1)でまさかの11着敗退。逸走があった前々走の阪神大賞典(G2)以降、調子を崩しているが、昨年の牡馬三冠+有馬記念(G1)制覇の実績は明らかに現役随一の存在である。今週の追い切りでは、まだ絶好調とまでは言えないまでも、本来の前向きな行きっぷりが戻り、状態は確実に良化している。圧勝した有馬記念とほぼ同じメンバー構成。たとえ100%の状態にはなくとも、勝負に持ち込めるだけの器であると判断する。

対抗はトゥザグローリー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.8
休み明けの前走・鳴尾記念(G3)を制し、重賞5勝目(G2を3勝)をマーク。久々を叩かれたことで状態は定石通りに良化ムード。夏負けが原因で13着に惨敗した昨年とは臨戦過程が全く違う。阪神は4勝を挙げているベストコース。好位で立ち回れる強みがあり、内回りコースへの適性も高い。オルフェーヴルが走りに再度スキが見せれば、逆転するだけの能力は十分にあるとみる。

単穴はルーラーシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.11.0
香港遠征した前走・クイーンエリザベス2世C(国際G1)を圧勝。好位のインから豪快に突き抜ける内容で、遂に本格化した印象だ。日本屈指の良血(父キングカメハメハ、母エアグルーヴ)だけに、波に乗った時の勢いは計り知れない。鞍上のウィリアムズ騎手も先週のマーメイドSを本馬の妹グルヴェイグで制するなど目下絶好調。要注意の1頭だ。

抑えはアーネストリー。穴はエイシンフラッシュ。

今週のワンポイントアドバイス

末脚さく裂、ショウナンマイティ

春G1のフィナーレを飾るグランプリ「宝塚記念」。注目はファン投票1位で選出されたオルフェーヴルの取捨だろう。ここ2戦は阪神大賞典を逸走、天皇賞(春)11着と力を出し切れていないが、4冠馬の実力は誰もが認めるところ。あのしびれるような強さで失地回復を果たすことができるのか。過去10年のレースから傾向を見てみたい。

1番人気は最多6連対(3勝、2着3回)を果たしているものの、2、3番人気が2、3連対と元気がない。代わりに6、8、10、11番人気から3、2、1、1頭の伏兵馬が連対している。

馬連配当は1000円台6回、2000円台1回、5000円台1回、万馬券2回。03年に6番人気ヒシミラクルが勝って1万4080円となり、05年にも11番人気スイープトウショウが勝利して1万1390円と荒れた。しかし、10回中7回は3000円未満で、全体としては堅く収まる傾向を見せている。

一昨年、ナカヤマフェスタがオープン特別のメトロポリタンS経由で連対したが、19頭は前走重賞組。その内訳はG1組13頭、G2組6頭。前走で重賞をステップにしていることが連対への条件となる。なお、3着馬を見てみても、ローエングリン(02年)以外の9頭はこの条件を満たしている。

路線別は天皇賞(春)組8連対、金鯱賞組6連対、安田記念組とヴィクトリアマイル組2連対。G1、G2組が好成績を残しているが、今年は番組変更で金鯱賞が暮れに行われていた鳴尾記念と入れ替わった。格はG2からG3に下がるが、鳴尾記念組を警戒したい。

前走成績は1着馬9頭、2着馬5頭、3着馬4頭、5着馬1頭、12着馬1頭。前走で掲示板を外したのは1頭だけで、連対馬の9割は馬券圏の3着以内に好走していた。人気を集めそうなオルフェーヴルにとっては気になるデータだ。

年齢別は3〜8歳上馬が0、10、5、3、2、0連対で、連対率は0、22、12、10、12、0%。4歳馬が他世代を大きくリードしている。

関東馬、関西馬、地方馬がそれぞれ31、115、5頭出走して、1、19、0連対。一昨年、関東馬のナカヤマフェスタが優勝して一矢を報いたが、西高東低の構図が続いている。


◎……大外16番枠からネコパンチがハナに立ち、積極策で天皇賞(春)を制したビートブラックが2番手。さらに紅一点の牝馬ホエールキャプチャ、昨年の覇者アーネストリーなども先を争い、平均より速い流れになりそう。先行馬より後方から差し込む馬に展開が向くと見て、本命にショウナンマイティを抜てきする。
前走の鳴尾記念で半馬身差の2着。大阪杯に続く重賞連覇はならなかったが、1000M通過62秒3のスローペースの中、後方からレース最速上がりの32秒9という強烈な末脚を使った。成績から2000Mがベストの印象だが、1ハロン延長でも能力発揮に支障はないと見た。

○……昨年のオルフェーヴルはクラシック3冠から有馬記念制覇と、圧倒的な強さを見せた。ここ2戦、国内王者らしからぬ走りでやきもきさせているが、能力を出し切れば突き抜けても不思議はない。

▲……ここ2戦のウインバリアシオンは、展開に翻弄されながらもレース最速の上がりで、2、3着と馬券圏を確保した。長くいい脚を使えるのがセールスポイント。初騎乗の岩田康騎手がどんな手綱さばきを見せるか。

△1……トゥザグローリーは昨年の有馬記念でオルフェーヴルと0秒1差の3着。今年は日経新春杯を勝ち、休み明けの前走で鳴尾記念を制した。530キロ台の大型馬の叩き2戦目で、この距離でも2勝を挙げている。

△2……レコード決着だった昨年、エイシンフラッシュは小差の3着。ドバイ遠征は飛び上がるようなスタートで力を出し切れなかったが、その分消耗度も少ないか。有馬記念で0秒1差2着の底力を警戒したい。

△3……ルーラーシップは前走、香港の国際G1を圧勝。ラチ沿いを進んだとはいえ、直線楽々と抜け出して2着を0秒6差ちぎった。昨年このレース5着よりパワーアップしていることは確実だが、今回は遠征帰り初戦。目に見えない疲れがあると見て押さえとした。

新着ニュース

ニュース一覧

おすすめ記事(Doスポーツ)

記事一覧