2012年4月29日(日)

11R
2012年4月29日(日)
3回京都4日
15:40発走

天皇賞(春) GI

芝・右・外 3200m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ビートブラック
1 2 トウカイトリック
2 3 ナムラクレセント
2 4 モンテクリスエス
3 5 ジャガーメイル
3 6 ゴールデンハインド
4 7 ユニバーサルバンク
4 8 ギュスターヴクライ
5 9 コスモロビン
5 10 ケイアイドウソジン
6 11 ウインバリアシオン
6 12 クレスコグランド
7 13 フェイトフルウォー
7 14 ローズキングダム
7 15 ヒルノダムール
8 16 トーセンジョーダン
8 17 トウカイパラダイス
8 18 オルフェーヴル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 18=8 18=15 18-11 18-16 8=15
綾恵 18=11 18=12 18-3 18-5 11=12
山田 18=16 18=5 18=1 16=5 16=1 5=1
たま 16=18 16=12 16=8 16=11 16=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はオルフェーヴル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の有馬記念(G1)でブエナビスタら並み居る実績馬を一蹴し、現役最強をアピール。逸走して久々に土がついた前走(2着)でも通常なら「万事休す」の場面から立て直し、かえって本馬の突出した能力が浮き彫りになった。汚名返上のためにも負けられない今回だが、調教再審査は見事に1回でパス。休み明けを一度叩いたことで状態面も型通りに良化を見せている。G1とはいえ、勝負づけはすでに済んだ感のあるメンバー構成。折り合い一つであっさり突き抜けても全く不思議はない。

対抗はギュスターヴクライ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走の阪神大賞典(G2)で重賞初制覇。オルフェーヴルの逸走や有利な斤量に助けられた面はあるが、上昇度ではメンバー随一の存在だ。非凡なスタミナと自在性のある脚質は魅力で、まだ伸びしろも大きいはず。初めてのG1参戦で実績的には劣るものの、オルフェーヴルに再度の取りこぼしがあれば、勢いに乗っての戴冠まであって驚けない。

単穴はヒルノダムール。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・3.20.6
昨年の覇者。その後は勝利こそないが、フランス遠征での疲労や不利な斤量を考えれば、一定の評価を与えられる内容だ。前走の阪神大賞典(G2・4着)も直線の不利がなければさらに上位を狙えたはずで、少しづつ調子を取り戻していることは確かだ。実績のある京都(3・1・2・1)で能力発揮なら、巻き返しの可能性は大いにある。

抑えはトーセンジョーダン。穴はウインバリアシオン。

今週のワンポイントアドバイス

秋春連覇、トーセンジョーダン

過去10年、連対馬は2-3、7-8、10-4、13-14、1-2、2-11、3-2、12-4、2-4、7-3番人気の組み合わせで決まった。上位1〜3番人気は1、5、3連対ではほめられた成績とはいえず、代わりに7番人気以下から2けた人気5頭を含む8頭の伏兵馬が連に食い込んでいる。

馬連配当は3けた2回、2000円台2回、6000円台1回、万馬券5回。3けた配当で堅く収まることもあるが、1番人気の不振で半数の5回は万馬券が飛び出している。ちなみに、1番人気は3、3、13、6、1、4、3、9、6、13着だった。

連対馬の前走をクラス別に見ると、20頭中18頭がG2組で、2頭がオープン特別組。G2から臨戦した馬が好成績を残している。

路線別は日経賞(2500M)組が7連対、大阪杯(2000M)組5連対、阪神大賞典(3000M)組4連対、大阪-ハンブルクC(2500M)組2連対の順となっている。

連対した20頭はすべて重賞に出走し、うち17頭は重賞ウイナー。重賞未勝利馬はエリモエクスパイア(07年)、マイネルキッツ(09年)、ジャガーメイル(10年)の3頭だが、それぞれダイヤモンドS2着、日経賞2着、目黒記念2着。2500M以上の長距離重賞で2着の実績があった。

年齢別は4〜8歳上馬が10、5、3、2、0連対。連対率はそれぞれ19、12、9、10、0%。4歳馬が強く、次いで5歳。6歳、7歳、8歳と年齢が上がると劣勢になる傾向にある。

東西対決は関東馬36頭と関西馬127頭で争い、連対数は6対14。関西馬が大きくリードしているが、連対率を見ると17%と11%。関東馬が逆転している。


◎……トーセンジョーダンは昨年の天皇賞(秋)を堂々のレコード勝ち。初めてオルフェーヴルと対戦した有馬記念で5着と敗れたが、直線で同馬に寄られて立て直した分が0秒3差に出た。仕上がり途上を叩いた上積みは大きく、折り合いもつく。年度代表馬を破って秋春連覇を果たす。

○……前走2周目の3コーナーで逸走しながら2着を確保したオルフェーヴル。文字通り負けて強しのレースで、1番人気はほぼ確実だろう。ただ、過去10年のデータを見ると、1番人気は1勝、2着0回と勝利への道は険しい。さらに“きちんとゴールまで走れるか の課題を抱えての参戦。ここは2番手評価が妥当だ。

▲……クレスコグランドは未勝利、500万下、京都新聞杯と3連勝。続く日本ダービーで5着と敗れたが、直線で一旦は後退しながら盛り返すしぶとさを見せた。6カ月ぶりの前走・大阪-ハンブルクC3着を叩いた上積みは明らか。同期との勝負付けが済んだとはいえず、未知の魅力に1票を投じてみる手は十分にある。

△1……前走の阪神大賞典でヒルノダムールは0秒7差の4着。直線でオルフェーヴルに前をカットされなければ3着はあった脚色だった。昨年、このレースで悲願のG1タイトルを奪取し、長距離適性では互角以上。春の「盾」連覇も夢ではない。

△2……ウインバリアシオンは前走の日経賞で2着。大逃げを打ったネコパンチが押し切る流れの中、重馬場にノメりながらもきっちりと連を確保した。同期オルフェーヴルの影で存在は薄いが、底力は軽視できない。

△3……前走の阪神大賞典でギュスターヴクライは重賞初制覇。展開に恵まれた面もあるが、能力があればこその勝利だろう。スタミナの心配はなく、本格化した印象。ただ、今回は前走より3キロ増の58キロ。斤量克服がカギになる。

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