2012年11月25日(日)

11R
2012年11月25日(日)
5回東京8日
15:40発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:25000、10000、6300、3800、2500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ビートブラック
1 2 スリプトラ
2 3 ジャガーメイル
2 4 フェノーメノ
3 5 マウントアトス
3 6 レッドカドー
4 7 メイショウカンパク
4 8 エイシンフラッシュ
5 9 オウケンブルースリ
5 10 ダークシャドウ
6 11 ジャッカルベリー
6 12 ローズキングダム
7 13 ルーラーシップ
7 14 ソレミア
8 15 ジェンティルドンナ
8 16 トーセンジョーダン
8 17 オルフェーヴル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 17=13 17=15 17-4 17-8 13=15
綾恵 17=15 17=16 17-13 17-14 15=16
山田 8=17 8=13 8=4 17=13 17=4 13=4
たま 13=4 13=15 13=8 13=10 13=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はオルフェーヴル。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.28.3
前走・凱旋門賞(仏G1)は直線で完全に抜け出したところで内にヨレてしまい、まさかの2着。快挙達成はならなかったが、最も強い競馬をしたことは明らか。世界レベルの能力があることを十分に証明してみせた。クラシック3冠+グランプリ2勝の実績が示す通り、ホームの日本に戻れば堂々と主役を張れる大将格。帰国初戦となるが、中間の動きは良好で態勢は整った印象。国内最強馬のメンツにかけても負けられない一戦だ。

対抗はルーラーシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.24.6
休み明けだった前走の天皇賞・秋(G1)は3着。4カ月ぶりの実戦(プラス18キロ)だった上にスタートの出遅れも痛かった。それでも後方から外を回って僅差まで迫ったように、内容は負けて強しと言えるもの。課題だった気性面もようやく改善され、春はクイーンエリザベス2世C(香港G1)を制覇。続く宝塚記念(G1)ではオルフェーヴルの2着と現役屈指の存在に成長。一叩きされて本領発揮なら、好走は必至だろう。

単穴はジェンティルドンナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.23.6
3冠牝馬が牡馬の一線級に挑戦。デビュー以来(6・1・0・1)の好成績で、連対を外したのは熱発明けのチューリップ賞(G3)4着だけ。これまでのレコードタイムを大きく更新したオークス(G1)の勝ち時計が、翌週の日本ダービー(G1)を上回ったように、過去の3冠牝馬の中でも別格と言える存在だろう。斤量は裸同然の53キロ。相手は一気に強化されるが、目が離せない一頭だ。

抑えはフェノーメノ。穴はエイシンフラッシュ。

今週のワンポイントアドバイス

悲願の国内G1、ルーラーシップ

昨年に続き、凱旋門賞1、2着馬がそろって参戦する上、春秋の天皇賞馬、牝馬3冠馬も登場する近年にない超豪華版。昨年は凱旋門賞馬のデインドリーム(独)が6着で、シャレータ(仏)は7着と敗れたが、今年のソレミア(仏)とオルフェーヴル(日)は……。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

過去10年、連対馬は9-11、4-5、1-2、3-2、1-5、5-4、9-1、1-2、4-1、2-6番人気の組み合わせで決まった(02年は中山芝2200M)。

馬連配当は3けた〜1000円台4回、2000〜3000円台3回、7000円台2回、万馬券1回。中山施行の02年に9、11番人気で決着して2万5600円と荒れたが、残る9回は8000円未満に収まっている。世界のトップ級が一堂に会する国際招待競走で、比較的落ち着いた配当となっている。

連対馬20頭は外国馬・日本馬を問わず、すべて重賞からの臨戦。その内訳(着順)は、G1組17頭(9、1、1、4、5、6、失格、2、6、4、3、3、4、2、1、4、1着)。G2組2頭(1、1着)、G3組1頭(4着)。G1を経由した馬が連対馬の85%を占めている。

ステップは天皇賞・秋組10連対、菊花賞組4連対、凱旋門賞組2連対の順。上記3組が好成績を残している。

日本馬VS外国馬は113頭と53頭で争い、17対3。連対率はそれぞれ15%、6%。創設当初は外国馬が日本馬を寄せ付けない強さを見せていたが、近年は日本馬が外国馬を圧倒する真逆の結果となっている。

年齢は3〜6歳以上馬が5、8、5、2連対。連対率は14、17、13、5%。4歳馬が他世代を一歩リードしている。

性別は牡・セン馬が17連対(連対率12%)、牝馬は3連対(同13%)。牝馬は連対数で劣勢だが率で上回り、ここ3年連続で連対を果たしている。


◎……本命にはルーラーシップを指名する。前走の天皇賞・秋は出遅れ。プラス18キロ増の馬体で、さらに道中外を回るコースロスがありながら、直線で勝ち馬と同じ上がり33秒1をマークし、3着だった。府中は末脚を生かせる絶好の舞台で、叩き2戦目で馬体も絞れる。悲願の国内G1奪取のチャンスだ。

○……相手は3歳馬のフェノーメノ。古馬との初対戦だった前走の天皇賞・秋で2着。1番人気を背負いながら好位4番手から正攻法の競馬で半馬身差に好走した。結果は銀メダルとなったが、距離2400Mに不安はなく、持ち時計からも十分に好勝負になる。

▲……史上4頭目の牝馬3冠に輝いたジェンティルドンナ。東京はオークスで後続を5馬身ちぎった舞台で、ここは古馬の牡馬と4キロ差の53キロと斤量面も恵まれた。3歳牝馬でジャパンCを制した馬はまだいないが、大仕事をやってのける資質を十分に備えている。

△1……オルフェーヴルは万全の態勢で臨んだ凱旋門賞で2着。直線勝ちパターンに持ち込みながらゴール寸前で内にヨレ、クビ差で大魚を逃した。実績は文句なしに現役ナンバーワンで、強烈な決め手も他馬の追随を許さない。レースで斜行する悪癖が出なければ楽勝してもいい素材だ。

△2……エイシンフラッシュは前走の天皇賞・秋で2年5カ月ぶりに勝利を手中に収めた。直線でVロードがぽっかりと開いたとはいえ、力がなければG1奪取はかなわなかったはずだ。今回C・ルメール騎手に乗り替わるが問題はなく、脚がたまったときの破壊力は相当なもの。このメンバーでも決め手勝負になれば上位にランクされる。

△3……スタミナ勝負なら春の天皇賞馬ビートブラックにも出番はある。京都大賞典は出走取り消しとなったが、前走のアルゼンチン共和国杯でトップハンデ59キロを背負って4着。持ち前の先行力を生かす上々の内容で、G1馬の底力を見せた。末脚勝負になると分は悪いが、この組み合わせなら先行流れ込みが狙える。

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