実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:(初距離) | |
前走のエリカ賞(500万下)では、好位から抜け出して牡馬に快勝。スローペースにセンス良く乗じ、マイネルディーンやヒストリカル(のちに重賞で好走)らを負かした内容は価値が高い。このメンバーなら、さほど速いペースにはなりそうにはなく、初のマイル戦でもスピードに戸惑うことはなさそう。ここに向けて仕上がりも良好なので、2カ月ぶりでも勝負になるとみる。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.35.4 | |
新馬戦、サフラン賞(500万下)を連勝した素質馬。前走の阪神ジュベナイルF(G1・4着)で初めて土が付いたが、スローの流れを外から追い込み、改めて能力の高さを見せた。小柄な牝馬なので、輸送による懸念が減る地元の府中にコース替わりするのは好材料。左回りで2勝を挙げており、舞台適性も高い。放牧明けでも要注意だ。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.35.5 | |
1番人気に推された前走・フェアリーS(G3)では、外から強襲してタイム差なしの4着。馬券には絡めなかったものの、終始外々を回ったロスを考慮すれば、負けて強しの結果と言えるだろう。昨年のくるみ賞(500万下・3着)では、のちに朝日杯FS(G1)で3、4着に好走する牡馬と好勝負。牝馬限定戦なら、引き続き好レースに持ち込めるはず。
スピード重賞級、ミッドサマーフェア
過去10年の連対馬は2-10、1-13、1-3、1-6、1-6、3-1、1-8、4-2、1-10、2-5番人気の組み合わせで決まった(03年は中山競馬)。1番人気は7連対とまずまずの成績だが、2、3番人気が3、2連対と不調。代わりに6番人気以下から2けた人気馬3頭を含む6頭が連対している。
馬連配当は3けた〜1000円台4回、2000円台3回、6000円台1回、9000円台1回、万馬券1回。02年とその翌年に9300円、1万4610円と荒れたが、その後の最高配当は一昨年の6240円。近年は平穏に収まる傾向を見せている。
連対馬のクラス別は重賞組7頭、オープン特別組8頭、500万下組3頭、新馬組2頭。オープン組が連対馬の75%を占めているが、500万下からでも十分に通用する。
ステップ(成績)はオープン特別の菜の花賞組が最多の5連対(5、1、1、9、3着)で、阪神ジュベナイルF組が3連対(2、2、6着)で続いている。
◎……ミッドサマーフェアは前走の未勝利(芝1600M)で初勝利。デビューから4戦目のVだが、勝ちタイムは先週のフェアリーSより1秒1速かった。実績では一歩譲るものの、速力は重賞級。重賞制覇のチャンスは十分ある。
○……相手はモエレフルール。昨秋に府中のマイルで1分34秒4の勝ち時計を記録し、前走のジュニアCでも牡馬を相手に道中2番手で0秒2差の3着だった。マイルで底を見せておらず、スピード競馬も歓迎だ。
▲……イチオクノホシは2連勝で挑んだ阪神ジュベナイルFで4着。勝ったジョワドヴィーヴルには離されたが、2着とはハナ+半馬身差だった。2勝はいずれも左回り。コース替わりもプラスだろう。
△1……1番人気に推された前走のフェアリーSでオメガハートランドは4着。中山マイルの13番枠で外を回るロスがあったが、直線いい脚で迫り、勝ち馬とは同タイムだった。直線の長い東京なら差し切れる。
△2……ヴィルシーナは札幌の芝1800M戦でデビュー勝ちを飾り、前走のエリカ賞で2勝目を挙げた。ここまで3戦は1800〜2000M。初のマイルに戸惑わなければV争いに絡める。
△3……船橋競馬所属のエミーズパラダイスは、地方競馬で3勝、2着2回。前走の東京2歳優駿牝馬でも2着と地方の現3歳馬世代ではトップ級のスピードを備えている。JRA初挑戦、初芝と克服すべき課題もあるが、血統的には芝向き。大駆けを警戒したい。