2011年6月26日(日)

11R
2011年6月26日(日)
4回阪神4日
15:40発走

宝塚記念 GI

芝・右 2200m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ナムラクレセント
1 2 アーネストリー
2 3 ルーラーシップ
2 4 エイシンフラッシュ
3 5 フォゲッタブル
3 6 アサクサキングス
4 7 ハートビートソング
4 8 ブエナビスタ
5 9 ローズキングダム
5 10 ドリームジャーニー
6 11 ダノンヨーヨー
6 12 シンゲン
7 13 トーセンジョーダン
7 14 トゥザグローリー
8 15 トレイルブレイザー
8 16 ビートブラック

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 3=8 3=4 3-13 3-14 8=4
綾恵 8=3 8=10 8-2 8-16 3=10
山田 11=8 11=9 11=4 8=9 8=4 9=4
たま 4=3 4=1 4=2 4=8 4=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はルーラーシップ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走の金鯱賞(G2)では、スタートで出遅れながら豪快な差し切り勝ちを披露。ドバイ遠征からの復帰戦だったが、国内屈指の能力をまざまざと見せつけた。前走を叩かれたことにより、コンディションはさらに良化ムード。相手は強化されるが、メンバー随一とも言える血統や上昇度を考えれば、G1でも勝機は十分にある。前走の勝ちっぷりを見る限り、たとえ馬場が渋っても評価を下げる必要は皆無。ここを制して現役最強に名乗りを上げる。

対抗はブエナビスタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.13.1
G1レース5勝の女傑。圧倒的人気に推された前走・ヴィクトリアマイル(G1・2着)ではアパパネに苦杯をなめさせられたが、ベストとは言えないマイル戦だったことを考えれば同情の余地はある。この中間は精力的に追われており、ドバイ遠征帰りだった前走より状態は明らかに上。距離が3ハロン延びる点も好材料。今回は本来の走りを見せてくれるはずだ。

単穴はエイシンフラッシュ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年、ダービー馬に輝いた後は勝ち鞍に恵まれていないが、ここへ来て復調ムード。前々走・大阪杯(G2)が59キロを背負ってレコード決着の3着、前走・天皇賞・春(G1)が半馬身差の2着と徐々に調子を上げてきた。ダービーを制した決め手は折り紙つきで、道悪も苦にしないタイプ。内寄りの枠(2枠4番)からうまく流れに乗れれば、好勝負に持ち込める。

抑えはトゥザグローリー。穴はトーセンジョーダン。

今週のワンポイントアドバイス

ダービー馬復権、エイシンフラッシュ

海外遠征を目指すヴィクトワールピサ、ヒルノダムール、ナカヤマフェスタの名がないのはさびしいが、ファン投票1位で選ばれたブエナビスタ、2位のローズキングダムが参戦。上半期を締めくくるグランプリにふさわしい豪華メンバーがそろった。

今年は「女傑VS最強世代の4歳馬」に注目が集まる。昨年の年度代表馬でG15勝のブエナビスタに対し、ジャパンCの覇者ローズキングダム、前哨戦の金鯱賞を制したルーラーシップ、ダービー馬エイシンフラッシュなどの4歳馬が果敢に立ち向かう。

過去10年、連対馬は2-1、1-4、6-8、1-6、11-3、1-10、3-2、5-1、2-3、8-1番人気で決まった。1番人気は6連対とまずまずの成績だが、2、3番人気がともに3連対と不振。代わりに6番人気と8番人気からそれぞれ2頭と、10、11番人気からも1頭ずつが連対している。

馬連配当は03年と05年に1番人気が連から消えて、1万4080円と1万1390円の万馬券となり、昨年も8番人気が勝って5150円の高配当が出ている。しかし、10回中7回は3けた〜2630円。全体としては堅く収まる傾向を見せている。

連対馬の20頭中19頭は重賞からの臨戦。その内訳はG1組14頭とG2組5頭で、残る1頭は昨年メトロポリタンSから連対したナカヤマフェスタ。この条件は3着までに広げてみても、02年のローエングリン以外はすべて満たしている。

ステップは天皇賞(春)組10連対、金鯱賞組5連対、安田記念組2連対、クイーンエリザベスC、ヴィクトリアマイル、メトロポリタンS組がそれぞれ1連対。10連対の天皇賞(春)組が、他路線を大きくリードしている。

前走成績は1〜3着の10、5、3頭と5、12着がそれそれぞれ1頭。連対馬の18頭が馬券対象の3着以内に好走している。出走馬が暮れの有馬記念と同じファン投票で選ばれるグランプリレース。大一番を前に上位入線できないようでは、勝ち負けに加われない。

年齢別は3〜8歳上馬が0、10、6、2、2、0連対。連対率は0、24、14、7、13、0%。4歳馬が他世代を抑えてトップに立っている。

関東馬VS関西馬は32頭と110頭で争い、1対19。昨年に関東馬のナカヤマフェスタが久々に連対したが、データからは関西馬が圧倒している。


◎……エイシンフラッシュは今年初戦の大阪杯で59キロを背負って3着。3カ月ぶりで、道中外を回るロスがありながらもハナ+クビ差まで迫った。たたき2戦目で臨んだ前走の天皇賞(春)はヒルノダムールに半馬身及ばなかったが、2着を確保。改めて能力の高さをアピールした。黄金世代のダービー馬が、1年ぶりの勝利で復権する。

○……ルーラーシップは金鯱賞で出負けして最後方。道中もコースロスの多い外々を回りながら余裕で差し切った。2走前のドバイシーマクラシックはかかって6着と敗れたが、3走前の日経新春杯では後に天皇賞(春)を制したヒルノダムールを完封している。G1を勝てる能力を秘めている。

▲……2周目の向こう正面からまくって先頭に立った前走の天皇賞(春)で、ナムラクレセントは2馬身差の3着と健闘。2走前の阪神大賞典では2着を3馬身半ちぎって圧勝した。人気の死角になっているが、ここでも互角に戦える。

△1……G1レース5勝馬ブエナビスタは、勝てば牝馬として6年ぶり3頭目のグランプリ馬の誕生となる。しかし、現4歳世代との対戦では昨秋の天皇賞でペルーサを2着に下したものの、その後ジャパンC、有馬記念、ドバイワールドC、ヴィクトリアMと4連敗。実績上位は認めてもデータからは連下の評価が妥当と見た。

△2……トゥザグローリーは昨年暮れの中日新聞杯で初重賞V。続く有馬記念は14番人気だったが、ヴィクトワールピサ、ブエナビスタにハナ+クビ差の3着と肉薄した。前走の天皇賞(春)の惨敗は気になるが、ノーマークにはできない。

△3……重賞3勝馬で、昨年の当レースでは3着のアーネストリー。昨秋の天皇賞(秋)3着後に腰を痛めていたが、前走の金鯱賞で戦線復帰した。536キロの大型馬が一度たたいた上積みは大きく、上位争いに加わっても不思議はない。

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