2011年10月16日(日)

11R
2011年10月16日(日)
5回京都4日
15:40発走

秋華賞 GI

芝・右 2000m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 馬齢 本賞金:8900、3600、2200、1300、890万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 キョウワジャンヌ
1 2 リヴァーレ
2 3 リトルダーリン
2 4 アヴェンチュラ
3 5 フレンチボウ
3 6 ピュアブリーゼ
4 7 マイネソルシエール
4 8 デルマドゥルガー
5 9 エリンコート
5 10 スピードリッパー
6 11 ゼフィランサス
6 12 ホエールキャプチャ
7 13 アカンサス
7 14 メモリアルイヤー
7 15 マイネイサベル
8 16 カルマート
8 17 レッドエレンシア
8 18 マルセリーナ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 12=4 12=18 12-1 12-15 4=18
綾恵 4=12 4=18 4-3 4-9 12=18
山田 4=1 4=8 4=12 1=8 1=12 8=12
たま 15=18 15=12 15=1 15=4 15=9

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はホエールキャプチャ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前哨戦のローズS(G2)をインから抜け出して快勝。桜花賞(G1)2着、オークス(G1)3着と春のクラシックでは一歩及ばなかったが、夏を越してさらに力を付けてきた。展開を問わない器用なタイプで、ここまで(4・3・2・0)と抜群の安定感。今週の追い切りでも坂路で51秒4を楽々とマークしており、ラスト1冠奪取に向けて視界は良好とみてよさそうだ。

対抗はアヴェンチュラ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の札幌2歳S(G3)で2着、阪神ジュベナイルフィリーズ(G1)でも4着に入った素質馬。その後は骨折で休養を余儀なくされたが、復帰戦の漁火S(準OP)で古馬を一蹴すると、前走のクイーンS(G3)を制して初の重賞タイトルを手に入れた。この2戦のレースぶりを見る限り、3歳馬同士での能力上位は明白。2枠4番と好枠を引いたこともあり、逆転の可能性まで考えておきたい。

単穴はマルセリーナ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
こちらは前走のローズS(G2)で6着。2番手からの競馬で終いの伸びを欠いたが、久々でプラス16キロと仕上がり途上だったため、大幅に割り引く必要はないだろう。春の桜花賞(G1)では一瞬の脚で抜け出し、ホエールキャプチャを突き放して戴冠。叩き2戦目で順当に上向いてくるようなら、大幅な巻き返しが期待できる。

抑えはマイネイサベル。穴はキョウワジャンヌ。

今週のワンポイントアドバイス

ラスト1冠奪取、マイネイサベル

96年にエリザベス女王杯が古馬牝馬に開放されたことに伴い、3歳牝馬限定のG1として創設された。今年16回目を迎えるまだ歴史の浅い一戦だが、牝馬3冠の最終戦として注目度は高い。ここでは過去10回のデータから傾向を探ってみた。

過去10回はすべてフルゲート18頭立て。連対馬は1-2、1-3、2-1、2-5、2-1、2-5、2-7、11-8、2-3、1-6番人気の組み合わせで決まった。

08年に11番人気のブラックエンブレムが勝利したが、この年を除くと1、2番人気のどちらかから優勝馬が出ている。ただ、2着には5〜8番人気から5頭が入線。ヒモに人気薄馬の食い込みを警戒したい。

馬連配当は3けた4回、1000〜2000円台4回、5000円1回、万馬券1回。08年に2万3080円と荒れたが、3000円未満で平穏に決着した年が8回ある。

しかし、3連単配当を見ると、11、8、16番人気の順で入線した08年に1098万2020円の万馬券が飛び出す大波乱。04年にも2、5、10番人気で決着して24万9510円の高配当が出ている。なお、1098万馬券は3連単配当史上第8位の高額配当で、重賞競走では最高の配当となっている。

連対馬20頭はすべて重賞からの出走で、内訳はG1組3頭(米国のアメリカンオークスを含む)、G2組16頭、G3組1頭。オープン特別や条件からの参戦馬は苦戦している。

ステップはローズS組が16連対を果たし、2連対のオークス組などを寄せ付けない強さを見せている。なお、最多連対のローズS組は、1〜3着の6、5、2頭と4、5、15着のそれぞれ1頭。15着から巻き返したブラックエンブレム(08年)以外は前走で掲示板を確保していた。

優勝馬10頭中9頭は芝で3勝以上を挙げていた。唯一2勝馬で1着となったレッドディザイア(09年)は、春G1の桜花賞とオークスで2着した実績馬。その能力は互角と見ていいだろう。

また、2着を見てみると2勝馬が2連対しているが、こちらの2頭はローズSでともに2着。3勝以上馬が優勢だが、トライアル2着の2勝馬は軽視できない。

出走間隔は、中3週組16頭、2カ月〜3カ月半組2頭、5カ月組2頭。トライアルのローズSが9月に組まれている関係で、中3週のローテーションが最有力となっている。なお、5カ月ぶりだった2頭はともにG1オークスからの直行馬だった。


◎……マイネイサベルはオークスで6着と涙を飲んだが、前走のローズSでクビ差の2着。桜花賞馬マルセリーナ、オークス馬エリンコートに先着した。新馬、新潟2歳Sを連勝したエリート。春のクラシックでは頂点に立てなかったが、ラスト1冠でタイトル奪取を果たす。

○……マルセリーナはローズSで伸びを欠き6着。不満の残る結果となったが、目標はあくまでこの秋華賞だ。ひと叩きの上積みは確実で、桜花賞馬の底力は軽視できない。

▲……春のリベンジに燃えるホエールキャプチャ。前哨戦のローズSで、春のG1馬2頭を一蹴して3冠最終戦に臨む。好位追走で押し切るスピードを備えている。

△1……復帰戦のローズS、エリンコートは道中楽な手応えで直線へ。ラストどれだけ弾けるかと期待がかかったが、直線モタれて10着に敗れた。オークスは歴代2位の好タイム勝ち。高速決着も望むところで、一変を警戒したい。

△2……アヴェンチュラは骨折休養明けの漁火Sを28キロ増の馬体で快勝。続くクイーンSでは厳しいレースを強いられたが、古馬を相手に連勝した。強敵相手に夏の上がり馬がどこまでやれるか。

△3……前走のローズS3着で出走権を獲得したキョウワジャンヌ。直線は外からプレッシャーをかけられ追いづらいシーンがあったが、手応え十分で最後までしぶとく伸びた。初距離さえ克服できれば差はない。

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