過去10年,1〜3番人気は3,1,3連対とほめられたものではない。しかし,1番人気の3連対と3番人気の2連対はともにここ4年間でマークしたもの。上位人気は巻き返す傾向を見せている。一方,6番人気以下からも13番人気を含む8頭の伏兵馬が連対している。
馬連配当は1000〜2000円台3回,3000〜4000円台3回,7000円台1回,万馬券3回。3けた配当で決まったことはなく,波乱度の高いダート中距離重賞となっている。
ステップは4連対のベテルギウスS組がトップ。次いでジャパンCダート組,東京大賞典組,浦和記念組,名古屋グランプリ組が2連対で続いている。
年齢別は4〜8歳以上馬が34,35,48,25,12頭出走して,5,8,3,2,2連対。連対率は15,23,6,8,17%。5歳馬,4歳馬の順で好成績を上げているが,連対率を見ると8歳以上の高齢馬も健闘している。
オープン特別の前走師走Sでサクラロミオは6着。3コーナーで窮屈になったこともあるが,速い流れを追走して末脚を生かし切れなかった。2,3走前のシリウスSとみやこSでレース最速の上がりをマーク。あの決め手を発揮できれば首位争いは必至だ。