福寿草特別

デビュー戦を33秒台の末脚で差し切ったように、非凡な瞬発力が最大の持ち味。2戦目のエリカ賞は3着に敗れたが、スローペースが向かず、インに閉じ込められる展開も厳しかった。相手関係の楽になった今回は、確実に結果を出しておきたい一戦だろう。

前走の新馬戦は2番手追走から直線で抜け出すと、そのまま後続の追撃を封じ込めて快勝。道中キッチリと折り合っていたレースぶりを見る限り、なかなかのセンスを秘めているようだ。昇級戦の今回は強力な相手もいて楽ではないが、ここは一発を警戒しておきたい。