2011年12月25日(日)

10R
2011年12月25日(日)
5回中山8日
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:20000、8000、5000、3000、2000万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ブエナビスタ
2 2 ヴィクトワールピサ
3 3 ヒルノダムール
3 4 ペルーサ
4 5 エイシンフラッシュ
4 6 キングトップガン
5 7 トゥザグローリー
5 8 ローズキングダム
6 9 オルフェーヴル
6 10 トーセンジョーダン
7 11 ジャガーメイル
7 12 アーネストリー
8 13 レッドデイヴィス
8 14 ルーラーシップ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 1=9 1=10 1-2 1-12 9=10
綾恵 1=2 1=12 1-7 1-9 2=12
山田 10=14 10=1 10=3 14=1 14=3 1=3
たま 9=2 9=13 9=1 9=10 9=12

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブエナビスタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.30.1
状態ひと息だった天皇賞・秋(G1)こそ4着に敗れたものの、次走のジャパンC(G1)では直線の叩き合いでトーセンジョーダンを競り落とし、改めて現役最強馬であることを証明した。女傑ウオッカを上回り、牝馬の獲得賞金記録を更新した当馬もここがラストラン。ファン投票では三冠馬オルフェーヴルを抑え、2年連続の1位に選出された。有馬記念は09年、10年と連続の2着。最後にグランプリタイトルを獲得し、有終の美を飾りたい。

対抗はオルフェーヴル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
前走の菊花賞(G1)は直線に向いたところで先頭に立ち、後続をアッサリ突き放して5連勝を達成。ディープインパクト以来、史上7頭目の三冠馬に輝き、同世代に敵なしをアピールした。今回は現役最強クラスの古馬が相手となるが、クラシックで完封したウインバリアシオンがジャパンC(G1)で5着しており、ここで力不足ということはないはず。来年の更なる飛躍のためにも、無様な競馬はできないところ。

単穴はトーセンジョーダン。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.30.0
天皇賞・秋(G1)を制してG1馬の仲間入りを果たし、前走のジャパンC(G1)でもブエナビスタから半馬身差の2着に好走。昨年は逃げて5着だったが、当時より格段にパワーアップしていることは間違いないだろう。アルゼンチン共和国杯(G2)を勝つなどスタミナ豊富で、自在性のある脚質が最大の持ち味。上記2頭は強力だが、一発を警戒しておく必要がありそうだ。

抑えはヴィクトワールピサ。穴はアーネストリー。

今週のワンポイントアドバイス

世代交代を宣言、オルフェーヴル

ラストランとなる女傑ブエナビスタと史上7頭目の3冠馬オルフェーヴルの2強対決で盛り上がるが、ほかにも昨年の覇者でドバイワールドCを制したヴィクトワールピサ、春と秋の天皇賞馬ヒルノダムールとトーセンジョーダン、さらには宝塚記念の覇者アーネストリーなど、現役屈指の強豪がずらりと顔をそろえた。近年にない豪華メンバーが一同に会して争われる「クリスマス・グランプリ有馬記念」。最強馬の称号を勝ち取るのはブエナか、オルフェか。それとも…。過去10年のレース傾向を見てみたい。

連対馬は3-13、2-13、1-4、1-3、4-1、1-6、9-5、1-14、2-1、2-1番人気の組み合わせで決まった。1〜3番人気が連からそろって消えたのは07年のみ。残る9回は上位人気馬が絡んで決着している。

馬連配当は
3けた…………3回
1000円台…3回
万馬券…………4回

9番人気が優勝した07年と、2けた人気が2着に食い込んだ年に万馬券決着となっている。

路線別(成績)に見ると、ジャパンC組が9連対(10、3、3、1、2、1、12、3、2着)、3連対で天皇賞(秋)組(15、2、6着)と菊花賞組(1、2、1着)が続き、15頭中11頭はこの3路線で3着以内に好走している。

年齢別は3〜7歳以上が41、27、37、24、15頭出走して、7、7、3、1、2連対。連対率はそれぞれ17、26、8、4、13%。7連対で3歳馬と4歳馬が並んでいるが、率で4歳馬が一歩リードしている。

牡馬は延べ128頭が出走して16連対(13%)、牝馬が16頭で4連対(25%)。牡馬が連対数で牝馬を大きく上回っているが、率で牝馬が逆転している。

所属別は関東馬42頭と関西馬96頭で争い、6対14。連対率は14%と15%。連対数で関西馬が優秀だが、率はほぼ互角。東西間格差は考えなくてもよさそうだ。なお、地方馬も6頭出走しているが、馬券対象にはなっていない。


◎……オルフェーヴルは春に皐月賞を圧勝。不良馬場のダービーでは馬場の真ん中から力強い差し切り。さらに3冠のかかった菊花賞では、直線早め先頭から最後は流す余裕でゴールした。どこからでも動ける機動力を備え、菊から2カ月とゆったりしたレース間隔も強調できる材料。古馬の層は厚いが、牙城を破って世代交代を宣言すると見た。

○……ヴィクトワールピサは前走のジャパンCでまさかの13着。8カ月ぶりの実戦とスタート直後に前をカットされた不利が最後まで響いた。春のドバイワールドCで世界の頂点に立った実力馬。中山も4戦4勝と得意にしている。

▲……レッドデイヴィスは久々の鳴尾記念を1分45秒6の好タイム(歴代2位)で差し切り。クビ差でもその着差以上に強い競馬だった。年明けのシンザン記念でオルフェーヴル(2着)と後の桜花賞馬マルセリーナ(3着)を問題にしなかった力量馬。せん馬でクラシック出走はかなわなかったが、世代トップ級の能力を秘めている。

△1……ブエナビスタは叩き2戦目の前走・ジャパンCを完勝。昨年の天皇賞(秋)以来、久々の勝ち星を挙げた。G1で6勝と実績的にはすでに女傑の域に達し、当然、首位候補だが、一方で5歳牝馬にとって秋2戦のG1で激走した反動は小さくないはず。ラストランを飾って欲しいという気持ちもあるが、今回は連下に留めた。

△2……トーセンジョーダンは夏の札幌記念Vをきっかけに、天皇賞(秋)1着、ジャパンC2着と目を見張る充実ぶりを見せた。しかし、ブエナ同様に激闘の疲労を抱え、好調期間が長く続くかどうかも気になる材料。天皇賞馬に失礼?でも△の評価とした。

△3……アーネストリーは前走の天皇賞(秋)で14着敗退。大外18番枠でスタート直後に脚を使い、実績のない左回りコースの影響もあったようだ。春に宝塚記念をコースレコードで圧勝したスピード馬。能力的には巻き返しても不思議はない。

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