前走の大阪杯(G2)では7着に敗れたが、相手はヒルノダムールなどの一線級。実績的には距離が1ハロン長かった感があるだけに、むしろ健闘の結果だろう。今回は相手関係が楽になるし、距離もベストの1800M(3・2・1・1)。巻き返しの可能性十分だ。

13着に敗れた前走・マイラーズC(G2)では、スピード競馬に対応できなかった。しかし、3月の大阪城Sでは鮮やかな差し切り勝ちを挙げたように、展開次第で巻き返しは可能。純粋な逃げ馬不在の今回なら、さほど速い決着にはなりそうにないので出番があるはずだ。

同条件で行われた昨年は16頭立て。逃げ馬シルポートはテンに脚を使ったが、注文どおりハナへ。道中いいリズムでそのまま押し切る勢いを見せたが、坂を上がるとショウワモダンが馬群を割って一気に突き抜けた。2着は逃げ粘ったシルポート。3着にインを突いたブライティアパルスが入線した。

1〜3着は6、3、5番人気の順で決着。馬連配当は2610円と比較的平穏に収まったが、3連複は1万950円、3連単が6万4390円の高配当となった。

上位3頭は6、5、5歳馬。ステップはダービー卿チャレンジT(1着)、都大路S(1着)、福島牝馬S(7着)だった。


前走のヒットジャポットは久々のためかスタートで後手に回り、直線でも前がふさがるアクシデント。それでも3馬身差の3着と大きくは崩れなかった。距離1800メートルは【1011】と得意で、今回はたたき2戦目。スムーズな競馬ができれば勝てる。

馬単は(13)←→(16)、(13)←→(18)、(13)←→(11)、(13)←→(2)、(13)←→(9)。

3連単は(13)←→(16)から(18)(11)(2)(9)と、(13)←→(18)から(16)(11)(2)(9)への3着流し。