芝1200メートルで行われた過去4年のデータを対象に傾向を見てみたい。
レースは16,18,18,18頭立て。1〜3着に(4)(3)(2),(1)(4)(2),(4)(3)(2),(7)(3)(16)番人気の順でゴールした。一昨年までは馬券対象がすべて1〜4番人気以内だったが,昨年は7,16番人気の伏兵馬が入線している。
馬連配当は1580円,980円,3510円,4610円と,ここまでは比較的平穏に収まっている。しかし,3連単は2万2450円,6410円,3万960円,66万9960円。こちらは昨年人気薄が食い込んで,60万馬券が飛び出す大荒れとなった。
路線別(着順)はスワンS組(7,8,6着)と京洛S組(1,2,2着)が3連対で,スプリンターズS組(2着)と福島民友C組(1着)が1連対。
年齢別は3〜7歳以上馬が19,11,16,11,13頭出走して,3,2,2,1,0連対。7歳以上の高齢馬の連対は見られない。
関東馬は19頭が出走して2連対(連対率11%),関西馬が51頭で6連対(同12%)。連対数で関西馬が関東馬をリードしているが,率はほぼ互角。東西間格差は気にしなくてもよさそうだ。
性別は牡馬53頭と牝馬17頭で争い5対3で,連対率はそれぞれ9%対18%。連対率で牡馬を上回る牝馬から目が離せない。
前走のモルトグランデは道中末脚を温存。直線で前をとらえると楽々とゴールした。2走前のキーンランドCでは4コーナーで狭くなりながらも最速の上がりで5着。G3戦で勝ち負けできる能力を備えている。
馬単は(10)←→(13),(10)←→(14),(10)←→(7),(10)←→(17),(10)←→(1)。
3連単は(10)←→(13)から(14)(7)(17)(1)と,(10)←→(14)から(13)(7)(17)(1)への3着流し。