中京競馬場の改築工事で,今年は京都競馬場で代替開催されるが,過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。
連対馬は(3)(4),(3)(2),(2)(1),(4)(1),(1)(6),(1)(6),(3)(1),(1)(3),(2)(11),(1)(8)番人気の組み合わせで決着した。勝ち馬は4番人気までに限られ,2着馬も半数を超える6頭は同じ4番人気以内。人気薄馬の出番は限られている。
馬連配当は
3けた…………3回
1000円台…2回
2000円台…3回
4000円台…1回
6000円台…1回
最高配当は11番人気のマンハッタンスカイが2着に食い込んだ08年の6890円。ここまでは比較的平穏に収まっている。しかし,過去5回の3連単は6520円,6980円,8540円,24万3340円,3万6190円。この2年は3着に5番人気が入線して,いずれも万馬券決着となっている。
連対20頭はすべて芝からの出走で,クラス別は重賞組16頭とオープン特別組4頭。00〜03年にオープン特別から4年連続で連対馬が出ていたが,その後6年はすべて重賞組が1,2着を占めている。
路線別(着順)は大阪杯組4連対(3,2,2,6着),新潟大賞典組3連対(7,6,2着)で,天皇賞(春)組(4,8着),京都記念組(5,2着),メトロポリタンS組(1,1着)などがそれぞれ2連対している。
年齢別は4〜8歳以上馬が31,34,31,20,19頭出走して6,6,4,2,2連対。連対率はそれぞれ19,18,13,10,11%。4,5歳世代が好成績を残している。
前走の天皇賞(春)でナムラクレセントは4着。道中行きたがった分ラストの詰めが甘くなった。もともと1800〜2000メートルで5勝の中距離ランナー。手薄なメンバーのここなら勝ち負けになる。
馬単は(4)←→(2),(4)←→(1),(4)←→(8),(4)←→(5),(4)←→(6)。
3連単は(4)←→(2)から(1)(8)(5)(6)と,(4)←→(1)から(2)(8)(5)(6)への3着流し。