2010年5月2日(日)

10R
2010年5月2日(日)
3回京都4日
15:40発走

天皇賞(春) GI

芝・右・外 3200m 天気:
馬場:
サラ系4歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 カネトシソレイユ
1 2 エアジパング
2 3 フォゲッタブル
2 4 メイショウドンタク
3 5 フィールドベアー
3 6 トウカイトリック
4 7 ナムラクレセント
4 8 トーセンクラウン
5 9 メインストリーム
5 10 テイエムアンコール
6 11 ミッキーペトラ
6 12 ジャガーメイル
7 13 ジャミール
7 14 メイショウベルーガ
7 15 エアシェイディ
8 16 マイネルキッツ
8 17 ゴールデンメイン
8 18 ベルウッドローツェ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=3 16=14 16-4 16-12 3=14
綾恵 12=16 12=3 12-6 12-15 16=3
山田 6=16 6=15 6=3 16=15 16=3 15=3
たま 13=3 13=10 13=8 13=12 13=16

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はマイネルキッツ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・3.14.4
昨年の当レース覇者。12番人気での激走だったが,勝ち時計は文句なく優秀。前走の日経賞(G2)を斤量59キロで制したことからも,スタミナは現役屈指で,距離が伸びるほど真価を発揮するタイプだ。昨年と同様,今回も栗東に滞在して調整されており,追い切りでは好仕上がりをアピール。この中間にちくのう症を発症し入厩が一週間遅れたものの,その影響は全く感じられない。昨年のグランプリホース・ドリームジャーニーの回避により,今回の組み合わせでは実績が一枚上の存在となった。G1ホースの貫禄を見せたいところだ。

対抗はフォゲッタブル。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
昨年の菊花賞(G1)2着以降,遂に本格化。ステイヤーズS(G2)で重賞初制覇を飾ると,続く有馬記念(G1)4着ではマイネルキッツに先着。今年初戦のダイヤモンドS(G3)では,外から豪快に突き抜け格の違いを見せ付けた。父は菊花賞馬のダンスインザダーク,母は名牝・エアグルーヴと血統的要素はメンバー随一。今週の追い切りでは軽快な動きを見せており,2カ月半ぶりの実戦でも態勢は整ったと見てよさそう。まだ長距離では底が割れていないことから,突出馬不在のここなら大いに出番があるとみる。

単穴はメイショウベルーガ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
牝馬ながら1番人気に推された阪神大賞典(G2)でクビ+ハナの3着。惜しい競馬だったが,初の3000Mだった上,苦手な急坂コースで接戦した内容は悪くない。勝ち鞍は全て直線平坦コースで挙げており,京都は3勝のベストコース。日経新春杯(G2)で骨のある牡馬を子ども扱いし重賞勝ちを挙げていることからも,牝馬とはいえ決して侮れないところがある。ハイペースのスタミナ比べには不安があるが,逃げ馬ホクトスルタンの除外により,スローペースになる可能性が出てきた。瞬発力勝負になれば「牝馬の切れ味」で浮上のシーンも。

抑えはジャガーメイル。穴はメイショウドンタク。

今週のワンポイントアドバイス

長距離得意,ジャミール


6週連続開催の春G1シリーズの第1弾は伝統の天皇賞(春)。昨年に続き今年も18頭のスタミナ自慢が集結した。過去10年のデータでレース傾向を見てみたい。

連対馬は1-3,1-3,2-3,7-8,10-4,13-14,1-2,2-11,3-2,12-4番人気で決まった。馬連配当は3けた4回,2000円台1回,万馬券5回。半数の5回は上位人気馬同士の1,2着でほぼ平穏に収まっている。しかし,残る5回は1万6490円,3万6680円,8万5020円,2万750円,1万200円。伏兵馬の台頭で万馬券が乱れ飛ぶ大荒れとなっている。

連対馬20頭中19頭は芝からの臨戦で,クラス別はG2組18頭,オープン特別組2頭。路線別は日経賞(2500M)組7連対,阪神大賞典(3000M)組6連対,大阪杯(2000M)組4連対,大阪-ハンブルクC(2500M)組2連対,ダイオライト記念(ダート2400M)組1連対。日経賞組が最多連対を果たし,昨年も1,2着を独占する好相性を見せている。

連対馬20頭すべてが重賞を経験し,うち17頭は重賞ウイナー。重賞未勝利馬はラスカルスズカ(00年),エリモエクスパイア(07年),昨年のマイネルキッツと3頭いたが,それぞれ阪神大賞典2着,ダイヤモンドS2着,日経賞2着。2500M以上の長距離戦で連を確保していた。

年齢別は4〜8歳上馬が10,7,2,1,0連対し,連対率は21,16,7,5,0%。4歳馬と5歳馬が世代争いを演じている。

東西対決は関東馬が31頭出走して4連対(連対率13%),関西馬は121頭で16連対(同13%)。関西馬が連対数で関東馬を大きくリードしているものの,率ては互角。東西間格差は気にしなくてもよさそうだ。


◎…前走のジャミールは4コーナーから大外を回ってスパート。直線,メイショウベルーガとのたたき合いを制して2着を確保した。内から抜け出したトウカイトリックにクビ差遅れたが,重賞初挑戦でいきなりメドを立てた。実績では一歩譲るが,長距離戦は得意。G1奪取のチャンスとみた。

○…昨年の菊花賞でフォゲッタブルはハナ差の2着。続くステイヤーズS勝ちで,ようやく良血が開花した。有馬記念では4着と敗れたが,今年初戦のダイヤモンドSを制した。このメンバーに入れば力量上位。逆転Vがあっても不思議はない。

▲…テイエムアンコールは前走・大阪杯でドリームジャーニーの追撃を封じて重賞初制覇。2走前の中山記念でも2着していたように着実に地力アップしてきた。初距離の3200M戦で人気を落としていてるが,父がオペラハウスならスタミナに問題はない。

△1…ジャガーメイルは2カ月半ぶりとなるが,休養前の京都記念で2着。ドリームジャーニー(3着)に先着,勝ったブエナビスタとは半馬身差だった。昨年は香港遠征からのぶっつけで5着に敗れたが,今年は臨戦過程はすこぶる順調。G1奪取に力が入る。

△2…マイネルキッツは昨年,G1初挑戦で春の天皇賞馬に輝いた。その後勝ち星に見放されていたが,前走の日経賞で59キロを背負って,直線狭いところを割って差し切った。7歳馬はここ10年で2着1回のデータは気になるが,ノーマークにはできない。

△3…トーセンクラウンは2走前の中山記念で2着を5馬身ちぎった。得意の道悪馬場をだったことを割り引いても強い競馬。前走の日経賞3着(0秒1差)で2走前がフロックでないことを証明した。スピード競馬では苦しいが,時計のかかる馬場なら侮れない。

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