過去10年,1〜3番人気は2,4,4連対とほめられた成績ではなく,6番人気以下から11番人気1頭を含む計5頭の人気薄が連対している。
馬連配当は1000〜2000円台5回,4000〜6000円台4回,万馬券1回。ハンデ戦でも比較的平穏に収まる傾向を示している。しかし,3連単配当を見ると,5万1550円,2万2120円,7万5720円,46万670円,21万3570円。ここ2年は続けて10万馬券が飛び出す波乱となっている。
連対馬のクラス別は重賞組11頭,オープン特別組3頭,1600万下組6頭。準オープン組が6連対しているが,そのうち4頭は前哨戦を勝利した勢いに乗って連に絡んでいる。また,路線別は4連対の鳴尾記念組がトップ。3連対で有馬記念組とオリオンS組が並び,2連対のステイヤーズS組と万葉S組が続いている。
年齢別は4〜7歳馬がそれぞれ4,10,3,3連対。最多連対の5歳馬は現在,9年連続で連対する活躍を見せている。
連対馬の重量は49〜53キロ2頭,54〜56キロ15頭。57キロ以上3頭。53キロ以下の軽量馬や57キロ以上の重ハンデ馬は苦戦傾向にある。なお,トップハンデ馬は13頭が出走して2連対と不振で,しかも03年以降は1頭も連に絡めずにいる。
メイショウベルーガは前走愛知杯で1番人気に推されたが,伸び切れずに3着。不向きの小回りコースの割にはよく走っている。今回は自慢の末脚を発揮できる京都の外回り。牡馬相手でも54キロならヒケは取らない。