2010年12月19日(日)

11R
2010年12月19日(日)
5回中山6日
15:25発走

朝日杯フューチュリティステークス GI

芝・右・外 1600m 天気:
馬場:
サラ系2歳 オープン (国際) 牡・牝 (指定) 馬齢 本賞金:7000、2800、1800、1100、700万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 オースミイージー
1 2 リベルタス
2 3 マイネルラクリマ
2 4 ブラウンワイルド
3 5 リアルインパクト
3 6 タガノロックオン
4 7 トキノゲンジ
4 8 リフトザウイングス
5 9 ロビンフット
5 10 サダムパテック
6 11 グランプリボス
6 12 シゲルソウサイ
7 13 エーシンブラン
7 14 マジカルポケット
8 15 アドマイヤサガス
8 16 タツミリュウ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 10=5 10=2 10-8 10-16 5=2
綾恵 5=10 5=8 5-2 5-9 10=8
山田 10=5 10=11 10=15 5=11 5=15 11=15
たま 8=10 8=2 8=5 8=9 8=15

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はサダムパテック。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.3
東京スポーツ杯2歳S(G3)を好時計で制覇。2着のリフトザウイングスを3馬身半突き放す圧勝で,格の違いをまざまざと見せ付けた。初勝利を挙げた2戦目のマイル戦でも非凡なスピードを披露しており,距離短縮は全く問題ない。唯一の懸念材料は,まだ一度もスムーズに出たことのないスタート。トリッキーなコース形態の中山でロスがあると大きな不利だが,そこは上位の素質とスミヨン騎手の勝負強さで克服可能と判断する。

対抗はリアルインパクト。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
新馬勝ち直後の京王杯2歳S(G2)で0秒1差の2着。そつなく立ち回った勝ち馬のグランプリボスとは対照的に,スタートで出遅れた上,直線でも前が詰まったことを考慮すれば,負けて強しの競馬だった。道中の折り合いがシッカリ付いたことも,1ハロン延びる今回に向けて収穫。例年,京王杯2歳S組が当レースと相性が良いことからも,距離延長はさほど気にする必要はないだろう。スムーズな競馬なら,逆転の単まで。

単穴はリベルタス。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.34.1
リアルインパクト同様,こちらも絶好調のディープインパクト産駒。半兄に重賞4勝のローエングリンがいる血統は,メンバー随一と言っていい。人気に応えた千両賞(500万下)では,スピード決着にアッサリと対応し,マイル適性の高さをアピール。中1週のローテでもデキ落ちの兆候は全くない。要注意の素質馬だ。

抑えはリフトザウイングス。穴はタツミリュウ。

今週のワンポイントアドバイス

決め手上位,リフトザウイングス


01年にレース名が「朝日杯3歳S」から「朝日杯フューチュリティS」に変更となり,04年から牝馬にも門戸が開放された。

過去10年,連対馬は10-1,1-2,8-1,4-1,2-3,2-5,2-7,3-10,2-5,1-2番人気で決着した。

馬連配当は3けた〜1000円台5回,2000〜4000円台3回,8000円台2回。1〜3番人気から毎年1頭は連に絡み,00年の8860円が最高配当となっている。

しかし,3連単配当では,07年に3,10,4番人気で決まり13万9620円が飛び出す大荒れ。伏兵馬の食い込みにも警戒を払いたい。

連対馬のクラス別は重賞組15頭,オープン特別組3頭,500万下組1頭,未勝利組1頭。その時の成績は1〜3着馬の13,3,2頭と4,5着の各1頭。重賞をステップに出走し,前走で掲示板を確保していることが理想となっている。

路線別は5連対の京王杯2歳S組と東京スポーツ杯2歳S組がトップで,札幌2歳S組と京都2歳S組が2連対で続いている。

連対馬の出走間隔は,中1〜3週12頭,1〜2カ月7頭,3カ月半1頭。4カ月の休養明けとなるマジカルポケットにとっては気になるデータだ。

中山の芝1600Mコースはスタート直後に2コーナーを迎えるため,外枠不利といわれている。実際,枠別の連対頭数を比較すると,1〜4枠の4,4,2,4連対と5〜8枠の2,3,0,1連対。過去10回のレースに限ると,内枠14頭に対して外枠が6頭。確かに外枠は苦戦傾向を見せている。

関東馬VS関西馬は6対14。連対率がそれぞれ9%と16%。関西馬が関東馬をリードしている。なお,今年は地方馬が出走していない。


◎…リフトザウイングスは前走の東京スポーツ杯2歳Sで,サダムパテックと3馬身半の2着。出脚が鈍く道中最後方からの追走だったが,勝ち馬と同じ33秒7の末脚で猛然と追い上げた。道中の位置取りの差が明暗を分けたが,決め手は互角以上。G1の舞台で名手・ルメール騎乗なら大駆けが期待できる。

○…けた違いの瞬発力でサダムパテックは未勝利,東京スポーツ杯2歳Sを連勝。前走の勝ちタイムも05年のフサイチリシャールのレコードに次ぐ好タイムと時計の裏付けもある。距離短縮で流れが速くなるのも歓迎で,初勝利が京都内回りなら中山コースも問題ない。

▲…リベルタスは前走の千両賞を快勝。スタートはよくなかったが,すっと好位につけて折り合い,直線鋭く伸びて2着に0秒2差をつけた。父がディープインパクトで,ローエングリン,ブレーヴハートの下の良血。素質は見劣りしない。

△1…リアルインパクトもディープインパクト産駒。新馬戦で2着を3馬身突き放して快勝した。2戦目の前走は惜しくも2着に敗れたが,中団から馬群をさばいて0秒1差まで詰め寄った。距離1ハロン延長は問題ないが,持ち時計がないだけにスピード決着になると厳しいか。

△2…前走の京王杯2歳Sでロビンフットは痛恨の出遅れで6着。残念ながら掲示板は確保できなかったが,レース最速の33秒4の上がりで追い上げた。世代トップの3勝馬で,出走馬中最多のキャリア7戦。混戦になれば上位争いは必至だ。

△3…アドマイヤサガスは前走のデイリー杯2歳Sで0秒2差の2着。先着を許したのが,後の2歳女王・レーヴディソールだから悲観することはない。1分33秒8の持ち時計はメンバー中最速。外枠15番枠をどう克服するかがカギとなる。

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