過去5回,連対馬は9-4,3-7,4-10,2-4,1-5番人気の組み合わせで決着した(05〜08年はハンデ戦,07年は「船橋市市制施行70周年記念」の名称で実施)。上位1〜3番人気は各1連対と元気がないが,7番人気以下からの連対も3頭と少ない。
馬連配当は8130円,3270円,9950円,1670円,1020円。5回中4回がハンデ戦だったこともあるが,3けた配当で収まったことはない。
連対馬の10頭中9頭が前走芝からの出走で,距離は1200M9頭(ダート含む)と1600M1頭。短距離をステップにした馬が好成績を上げている。
ステップはここ3年で5連対のトリトンS組に注目。今年もこの組から6頭が参戦している。
年齢別は4〜7歳上が3,6,0,1連対。5歳が最多6連対を果たしている。
また,性別は牡馬が47頭出走して9連対(連対率19%),牝馬は26頭で1連対(同4%)となっている。
◎…ツーデイズノーチスは桜花賞,オークスへと駒を進めた素質馬。ここ2走は,2走前が直線で前が開かず,前走は出遅れたが,0秒5,0秒2差に迫った。初のスプリント戦となるが,中山は昨春にオープン勝ちした舞台。流れに乗れば一気の差し切りが見られる。
○…前走のボストンゴールドはダッシュが鈍く後方の17番手。直線でも大外へ出すロスがありながら0秒2差の3着まで追い上げた。8歳馬で上がり目は薄いが,ここでも十分通用する決め手を備えている。
▲…前走のトリトンSでショウナンカッサイは2着。ここに出走する6頭中で最先着を果たした。52キロから55キロへの斤量増で狙いを下げたが,待機策で末脚勝負に出れば,大駆けがあってもおかしくない。
△1…ベイリングボーイは昨年暮れにやや重の市川Sで2着。前走も不良馬場のアクアマリンSで3着に好走した。スピード決着では苦しくなるが,時計のかかる馬場なら好勝負に持ち込める。
△2…タイセイハニーは休養明け2戦で6,11着。いずれも掲示板を外したが,着差は0秒3と0秒4差。現級の2着2回が芝1200戦だったことを思えば,距離短縮も大歓迎だ。
△3…前走のトップオブピーコイはどん尻から直線一気の差し切った。勝ちタイムも優秀で,前開催の準オープンのサンライズSと0秒1差。昇級戦でも初戦から目が離せない。