過去10年,1〜3番人気は3,1,3連対と精彩を欠き,代わりに6番人気以下から2けた人気馬3頭を含む9頭が連対している。
馬連配当は1000〜2000円台3回,5000〜7000円台3回,万馬券4回。高配当が続出し,波乱必至のレースとなっている。
前走成績は2〜5着馬11頭,7,8着馬4頭,10〜15着馬5頭。なぜか前走1着馬が連対したことはない。
路線別は京都牝馬S(旧京都牝馬特別を含む)組が9連対で他路線を圧倒している。
年齢別は4〜8歳上馬が7,7,5,1,0連対で,連対率は11,14,16,11,0%。連対数で4歳と5歳が並んでトップを争っているが,率では6歳馬が1位に立っている。
◎…前走のコロンバスサークルは直線で馬群を割ってV。着差はクビでも抜群の瞬発力を見せた。オープン初挑戦でも33秒6の上がりなら,決め手は互角以上。53キロの軽量も魅力だ。
○…相手はザレマ。ダートG1のフェブラリーSに挑戦した前走は参考外。2走前の京都牝馬Sでは56キロを背負って0秒1差の3着に逃げ粘った。実績のある中山の芝で巻き返しを狙う。
▲…レジネッタは08年の桜花賞馬。その後勝ち星に恵まれていないが,出遅れた前走・京都牝馬Sで6着。掲示板を確保できなかったが,後方13番手から0秒4差に迫り復調をアピールした。G1馬の底力は軽視できない。
△1…チェレブリタも前走の京都牝馬Sで後方から追い込んで0秒3差の5着。勝ち馬を除くと前残りの決着で,よく掲示板を確保した。中山に実績はないが,流れひとつで勝ち負けになる。
△2…ブライティアパルスは1000万下,1600万下を連勝中。秋華賞4着の力量なら,条件戦連勝は力どおり。軽量53キロで今の勢いなら,上位を脅かしても不思議はない。
△3…7歳馬でも元気いっぱいのウエスタンビーナス。実績から勝ち負けは無理だが,54キロのハンデは恵まれた。先行策で流れに乗れれば3着には食い込める。