過去5年,14,16,16,16,11頭立て。連対馬は3-2,1-5,2-12,1-10,1-3番人気の組み合わせで決まった。優勝馬は1〜3番人気に限られているが,2着に2けた人気馬が2頭連対している。
馬連配当は3けた〜1000円台3回,3000円台1回,万馬券1回。仕上げの難しい冬場でも比較的平穏に収まっている。しかし,1番人気のアグネスネクタルが7着に敗れた07年には,馬連1万5620円,馬単2万4850円,3連単22万680円の大荒れ。伏兵馬の台頭にも警戒が必要だ。
連対馬10頭はすべてダート1800Mからの臨戦で,クラス別(成績)はG1組1頭(6着),1600万下組4頭(5,3,5,14着),1000万下組5頭(1,1,1,1,1着)。準オープン組以上は前走の着順に関係なく巻き返しが可能となっているが,1000万下組は前走1着が連対条件となっている。
ステップはフェアウェルS組が3連対しているが,この組以外に同一路線から連対した馬はいない。
年齢別は4〜9歳上馬が4,4,1,0,1,0連対で,連対率は25,20,6,0,17,0%。4歳馬と5歳馬が世代争いを繰り広げている。
◎…前走のポーカーフェイスは6カ月ぶり,トップハンデ57キロを背負って0秒3差の4着。厳しい状況下でよく追い上げた。今回はたたき2戦目。定量戦で斤量も前走と同じ57キロ。現級2着2回の実力から,ここは勝機到来と見た。
○…マイディアサンは前走の昇級戦で0秒3差の2着。14キロ減の馬体で初の右回りを克服した。ダートは(3・5・1・1)と堅実で,乗り慣れた蛯名への乗り替わりなら,逆転Vまである。
▲…昨夏にロラパルーザはダートに転向して,1,2,1,2,2着。上昇一途の明け4歳馬で,まだ底を見せていない。3カ月ぶりで3番手としたが,上記2頭をまとめて破っても不思議はない。
△1…前走のストロングバサラはアタマ差の辛勝だが,勝ちタイムは翌週の1600万下と0秒3差。競ってしぶとく勝負強さがあり,中山ダートも3勝,2着3回とパーフェクト連対。昇級戦から首位争いになりそうだ。
△2…エターナルスマイルは8歳でも元気いっぱい。2勝はダートの2100Mと2300M。やや距離不足の気もするが,前崩れの展開になれば出番はある。
△3…前走のセイカアレグロは道中内に閉じ込められ,勝負どころでもスッと動けなかった。2走前は外から追い込んで0秒2差の3着。力を出し切れば差はない。