年明けの変則開催はあっという間に過ぎ去り,今週から通常の土日開催に戻る。
過去5年の連対馬は4-1,2-15,3-4,1-2,3-5番人気の組み合わせで決着した(05〜07年はハンデ戦)。
馬連配当は1090円,3万8980円,2540円,930円,2180円。06年に最低の15番人気が2着に食い込んで3万馬券が出たが,4回は3000円以内でほぼ平穏に収まっている。しかし,3連単は2万5020円,65万2250円,9万9680円,3万7240円,7万1780円。3着に6,5,7,9,10番人気が入線し,高配当が出ている。
連対馬の前走は重賞組3頭,オープン特別組6頭,1600万下組1頭。全馬芝からの出走で,距離は1400M1頭,1600M6頭,1800M2頭,2000M1頭。1600〜2000Mからの臨戦馬が好走している。
路線別は同距離のファイナルS組が4連対と好相性を見せ,そこでの成績は2,5,13,3着。着順に関係なく巻き返している。
年齢別は4〜8歳上馬が11,11,13,21,20頭出走して,1,4,3,2,0連対。8歳以上は苦戦している。
関東馬は43頭が出走して6連対(連対率14%),関西馬が33頭で4連対(同12%)。連対数,率とも関東馬が関西馬を上回っている。
◎…前走のリザーブカードは勝負どころでモタつき,直線でも前が壁になり脚を余していた。差し一手で展開に注文が付くが,マイルはベストの距離。馬群をうまくさばければ,突き抜ける決め手を備えている。
○…レッドスパーダは前走・鳴尾記念で逃げて0秒4差の5着。勝ち馬が次走・中山金杯勝ちで,2着馬は京都金杯2着だった。昨年のNHKマイルC2着の実績。オープン特別なら能力上位は明らか。
▲…マルタカエンペラーは1000万下,1600万下を連勝して今季絶好調。オープン入りするが,2走前が逃げ切り,前走は脚をためて差し切った。レースぶりに幅が出て,地力アップの今ならこのメンバーでもヒケは取らない。
△1…エーシンフォワードはニュージーランドTで2着の実力馬。昨年は不振にあえいでいたが,暮れに2連勝して完全に軌道に乗った。前走より2キロ増の重量が気になるが,互角に戦えるスピードを秘めている。
△2…タイガーストーンはオープンに昇級して,7,9着。最後の詰めを欠いて結果を出せずにいるが,調子落ちは見られない。鞍上を大井の戸崎にスイッチしたここは目が離せない。
△3…バトルバニヤンのここ3戦は,勝ち馬といずれも0秒6差。仕掛けどころひとつで,勝ち負けに絡めるポジションにいる。新春競馬で開幕ダッシュ中の中舘への乗り替わりなら,ノーマークにはできない。