実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.32.7 | |
昨年のスプリングS(G2)、NHKマイルC(G1)で2着に好走した素質馬。長期休養明けの富士S(G3)は、馬体重プラス22キロで大敗を喫したが、叩き2戦目の鳴尾記念(G3)では、アクシオンから0秒4差の5着に入り、改めて能力の高さをアピールして見せた。レースを2度使われてまだまだ上積みの見込める今回、キッチリと馬体が絞れているようなら、さらなる前進があって当然だろう。
実績: | ★★★★★★★ |
距離・コース: | ★★★★★★★ |
順調度: | ★★★★★★★ |
時計:良・1.33.3 | |
こちらも一昨年のアーリントンC(G3)、ニュージーランドT(G2)で2着の実績を持つ。その後はスランプに陥ったものの、前々走の六甲アイランドS(準OP)からファイナルSを連勝し、完全に立ち直ってきた印象。別定戦の今回は、2キロの斤量増となるが、直線で楽々と抜け出した前走の勝ちっぷりを見る限り、再度の好走は十分に可能とみる。
ベストの距離で,リザーブカード
年明けの変則開催はあっという間に過ぎ去り、今週から通常の土日開催に戻る。
過去5年の連対馬は4-1、2-15、3-4、1-2、3-5番人気の組み合わせで決着した(05〜07年はハンデ戦)。
馬連配当は1090円、3万8980円、2540円、930円、2180円。06年に最低の15番人気が2着に食い込んで3万馬券が出たが、4回は3000円以内でほぼ平穏に収まっている。しかし、3連単は2万5020円、65万2250円、9万9680円、3万7240円、7万1780円。3着に6、5、7、9、10番人気が入線し、高配当が出ている。
連対馬の前走は重賞組3頭、オープン特別組6頭、1600万下組1頭。全馬芝からの出走で、距離は1400M1頭、1600M6頭、1800M2頭、2000M1頭。1600〜2000Mからの臨戦馬が好走している。
路線別は同距離のファイナルS組が4連対と好相性を見せ、そこでの成績は2、5、13、3着。着順に関係なく巻き返している。
年齢別は4〜8歳上馬が11、11、13、21、20頭出走して、1、4、3、2、0連対。8歳以上は苦戦している。
関東馬は43頭が出走して6連対(連対率14%)、関西馬が33頭で4連対(同12%)。連対数、率とも関東馬が関西馬を上回っている。
◎…前走のリザーブカードは勝負どころでモタつき、直線でも前が壁になり脚を余していた。差し一手で展開に注文が付くが、マイルはベストの距離。馬群をうまくさばければ、突き抜ける決め手を備えている。
○…レッドスパーダは前走・鳴尾記念で逃げて0秒4差の5着。勝ち馬が次走・中山金杯勝ちで、2着馬は京都金杯2着だった。昨年のNHKマイルC2着の実績。オープン特別なら能力上位は明らか。
▲…マルタカエンペラーは1000万下、1600万下を連勝して今季絶好調。オープン入りするが、2走前が逃げ切り、前走は脚をためて差し切った。レースぶりに幅が出て、地力アップの今ならこのメンバーでもヒケは取らない。
△1…エーシンフォワードはニュージーランドTで2着の実力馬。昨年は不振にあえいでいたが、暮れに2連勝して完全に軌道に乗った。前走より2キロ増の重量が気になるが、互角に戦えるスピードを秘めている。
△2…タイガーストーンはオープンに昇級して、7、9着。最後の詰めを欠いて結果を出せずにいるが、調子落ちは見られない。鞍上を大井の戸崎にスイッチしたここは目が離せない。
△3…バトルバニヤンのここ3戦は、勝ち馬といずれも0秒6差。仕掛けどころひとつで、勝ち負けに絡めるポジションにいる。新春競馬で開幕ダッシュ中の中舘への乗り替わりなら、ノーマークにはできない。