2010年11月28日(日)

10R
2010年11月28日(日)
5回東京8日
15:20発走

ジャパンカップ GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:25000、10000、6300、3800、2500万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 ヴォワライシ
1 2 ヴィクトワールピサ
2 3 ダンディーノ
2 4 シンゲン
3 5 モアズウェルズ
3 6 ローズキングダム
4 7 ペルーサ
4 8 ジャガーメイル
5 9 ティモス
5 10 エイシンフラッシュ
6 11 ナカヤマフェスタ
6 12 ジョシュアツリー
7 13 メイショウベルーガ
7 14 オウケンブルースリ
7 15 フィフティープルーフ
8 16 ブエナビスタ
8 17 マリヌス
8 18 シリュスデゼーグル

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 16=11 16=6 16-8 16-14 11=6
綾恵 16=7 16=11 16-10 16-13 7=11
山田 6=16 6=11 6=18 16=11 16=18 11=18
たま 7=6 7=16 7=8 7=11 7=14

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブエナビスタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.26.1
天皇賞・秋(G1)を牡馬相手に圧勝し,現役最強をアピール。抜群の脚力に加え,位置取りにも自在性が出て,今や付け入る隙がなくなった印象だ。コース・距離は不問で,デビュー以来,常に馬券に絡んでおり,積み上げたG1タイトルは5つ。僅差の2着も2回あることから,もはや人気でも逆らえない女傑に成長を遂げた。ナカヤマフェスタには宝塚記念(G1)で先着を許したが,同馬は海外遠征帰りの不利があるし,海外勢にも飛び抜けた実績馬は不在。叩き2戦目の上がり目も考慮すれば,さらにタイトルを増やす公算大だろう。

対抗はナカヤマフェスタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.26.1
凱旋門賞(国際G1)では,日本競馬の悲願達成まであと一歩の2着。わずかにアタマ差及ばなかったが,世界クラスの地力を堂々と証明した。この中間は軽い咳が出て,追い切り日をずらすハプニングがあったが,18日には美浦坂路で4ハロン48秒8という好時計を叩き出し,周囲の不安を一掃。もともと鉄砲は利くタイプなので,状態はほぼ仕上がったとみて良さそうだ。凱旋門賞の好走とブエナビスタに土を付けた宝塚記念は,それぞれ重い芝での競馬で,極限の瞬発力勝負になった場合の適性には多少の懸念はあるが,主役級の扱いが必要だろう。

単穴はローズキングダム。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.25.9
クラシック3冠は4,2,2着に好戦。タイトルには手が届かなかったものの,着差はすべて0秒2以内で,ハイレベルと言われる3歳世代でもトップクラスの実力馬であることに疑いはない。神戸新聞杯(G2)では,ダービー馬のエイシンフラッシュとの決め手比べを制し,抜群の切れ味をアピール。今回のメンバーなら,さほど速いペースにはなりそうになく,当馬には向いた展開になりそう。春と比べると馬体も格段に成長しているだけに,要注意の存在だ。

抑えはオウケンブルースリ。穴はジャガーメイル。

今週のワンポイントアドバイス

悲願のG1奪取,ペルーサ


過去10年,連対馬は1-5,2-1,9-11,4-5,1-2,3-2,1-5,5-4,9-1,1-2番人気の組み合わせで決まった(02年は中山競馬,芝2200M)。1〜3番人気は6,4,1連対。上位人気はほめられたものではないが,6番人気以下からの連対も9番人気2連対,11番人気1連対と少ない。

馬連配当は3けた〜2000円台5回,3000円台2回,7000円台2回,万馬券1回。02年に伏兵馬同士のワンツーで2万5600円と荒れたが,9回は8000円以内で収まっている。

連対馬20頭はすべて重賞からの臨戦で,内訳(着順)は,G1組17頭(1,2,4,2,9,1,1,4,5,6,失格,2,6,4,3,3,4着),G2組2頭(1,1着),G3組1頭(4着)。連対馬の16頭は前走で掲示板を確保していた。

路線別は天皇賞(秋)組10連対,菊花賞組4連対,凱旋門賞組2連対。天皇賞(秋)組が他路線をリードしている。

外国馬は9カ国から55頭が参戦して,2勝,2着1回(連対率5%)。日本馬は108頭で8勝,2着9回(同16%)。日本馬が外国馬を圧倒している。なお,今年は5カ国から8頭の外国馬が出走する。

年齢別は3〜7歳以上馬が5,9,4,2,0連対で,連対率は14,20,10,8,0%。連対数,率で4歳馬がトップに立っている。

性別は牡馬が141頭出走して19連対(連対率13%),牝馬は22頭で1連対(同5%)。95〜98年に牝馬は4年連続で連対したこともあるが,ここ10年では昨年のウオッカ(1着)1頭だけ。出走頭数も少ないが苦戦を強いられている。


◎…2走前の毎日王冠に続きペルーサは天皇賞(秋)でも出遅れ。後方17番手に置かれたが,直線馬群を割って猛追。レース最速の上がり33秒6でブエナビスタの2馬身差まで迫った。春の青葉賞で2着を4馬身突き放し,ロスの多かったダービーでも素晴らしい伸び。東京2400Mはベストの舞台で,スタートさえ互角なら悲願のG1奪取が果たせる。

○…前走の菊花賞でローズキングダムは0秒2差の2着。上がり33秒台の末脚を発揮しながら差し切れなかった。2400Mはダービー2着,神戸新聞杯1着。距離短縮はプラス材料だ。

▲…前走の天皇賞(秋)をブエナビスタは完勝。牡馬相手のG1で勝てずにいたが,余裕の勝利を見せた。長距離戦ではオークス1着,有馬記念2着(53キロ)の実績があるが,距離延長は決して歓迎材料にはならないはず。能力上位とは知りつつも,今回は3番手の評価とした。

△1…オウケンブルースリは10カ月半ぶりの前走・京都大賞典で2着。久々,22キロ増の馬体で勝ち馬と半馬身差を高く評価したい。スタミナ戦には自信があり,たたいた上積みも見込める。

△2…ナカヤマフェスタは,フランスでフォワ賞(G2)と凱旋門賞(G1)を連続2着。世界に通用する強さをアピールした。57キロで今回出走できるのは有利だが,遠征帰りの調整の難しさがあり,連下の押さえが妥当と見た。

△3…前走の天皇賞(秋)でジャガーメイルは降着となったが,この馬自身も前が壁になり不完全燃焼のレースだった。今年春の天皇賞の覇者で,距離延長は望むところ。大駆けに警戒したい。

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