過去10年,連対馬は3-9,2-3,3-1,7-1,2-8,3-14,1-2,2-10,3-2,11-4番人気の組み合わせで決まった(02年は中山競馬)。馬連配当は3けた〜1000円台4回,3000〜7000円台4回,万馬券2回。14番人気と11番人気が連に絡んだ年に1万1220円と1万3520円の万馬券が飛び出したが,全体としては荒れても中波乱止まりとなっている。
連対馬のクラス別は重賞組11頭,オープン特別1頭,1600万下組5頭,1000万下組3頭。重賞組が連対馬の半数以上を占めているものの,条件組からも8頭が連対している。
ステップは京都大賞典組が6連対でトップ。次いでオクトーバーS組3連対,2連対で札幌記念組と鳴滝特別組が続いている。
また,年齢別は3〜7歳以上馬が14,31,39,36,29頭出走して,3,9,5,3,0連対。連対率はそれぞれ21,29,13,8,0%。4歳馬が好成績を残している。
◎…マイネルスターリーは前走の毎日王冠で6着と敗れたが,後の天皇賞(秋)2着馬・ペルーサとは0秒1差。スタートで行き脚がつかず後方からとなったが,直線,外から次走につながる脚を見せた。3走前の函館記念ではジャミールを3馬身半ちぎる圧勝。このメンバーでも能力は互角以上だ。
○…休養を挟んでトーセンジョーダンは2連勝中。デビュー当初のデキに戻ったか。距離延長も血統から問題はない。
▲…ゴールデンメインは人気を落としているが昨年のステイヤーズS2着馬で,前走の京都大賞典でも57キロを背負って5着と掲示板を確保した。今回はハンデ戦で54キロの軽量で,たたき2戦目。大駆けが期待できる。
△1…春の阪神大賞典でジャミールは2着,函館記念でも2着と連を確保した。実績上位は認めるものの,ここ2戦連続で馬体重を減らしているのが気がかりで,連下の評価とした。
△2…スリーオリオンは前走の新潟記念で0秒1差の5着。10キロ増の馬体がゴール前で応えたか。オープン級の地力を秘めていることは間違いなく,ノーマークにはできない。
△3…前走のトリビュートソングは出遅れて最後方に置かれたが,直線33秒7の決め手を発揮して5着まで追い上げた。久々をたたいて斤量が1キロ減。流れが向けば上位争いに浮上する。