2010年5月23日(日)

11R
2010年5月23日(日)
3回東京2日
15:40発走

優駿牝馬 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
稍重
サラ系3歳 オープン (国際) 牝 (指定) 定量 本賞金:9700、3900、2400、1500、970万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コスモネモシン
1 2 アグネスワルツ
2 3 アプリコットフィズ
2 4 ショウリュウムーン
3 5 ギンザボナンザ
3 6 オウケンサクラ
4 7 ニーマルオトメ
4 8 プリンセスメモリー
5 9 モーニングフェイス
5 10 タガノエリザベート
6 11 ブルーミングアレー
6 12 トレノエンジェル
7 13 アニメイトバイオ
7 14 シンメイフジ
7 15 エーシンリターンズ
8 16 ステラリード
8 17 アパパネ
8 18 サンテミリオン

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 17=4 17=2 17-9 17-18 4=2
綾恵 17=18 17=3 17-4 17-6 18=3
山田 6=4 6=17 6=14 4=17 4=14 17=14
たま 4=18 4=17 4=3 4=6 4=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はアパパネ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
桜花賞(G1)をレースレコードで制し,一冠奪取。同じ牝馬を相手にに負けたレースは,休養明けだったチューリップ賞(G3)2着だけで,女王と呼ぶにふさわしい成績を挙げている。気性の勝ったタイプで,勝ち鞍4勝すべてがマイル戦であることからも,折り合い面の懸念はあるが,これまでの直線の伸び脚を見る限り,決してスピード一辺倒の単調な馬ではなく,距離の融通性はあるとみる。この中間は坂路だけではなく,長い距離を走れるコース調教で折り合い重点の追い切りも取り入れ,2400Mの対策にも余念がない。二冠目も期待してよさそうだ。

対抗はショウリュウムーン。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
チューリップ賞(G3)を制し,アパパネに土を付けた素質馬。続く桜花賞(G1)では,追い込み届かずに仕返しされた格好だが,直線で前が詰まって進路を変更するロスがなければ,もっと際どい勝負になっていたはず。アパパネとは対照的な気性で,ダービー馬×菊花賞馬という配合からも,2400Mへの距離延長に不安は全くない。まだ完全には底が割れていないことも魅力で,他のライバルと比較しても伸びしろは大きいはず。逆転候補の一番手に推したい。

単穴はアグネスワルツ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
骨折明けのフローラS(G2)で2着に健闘。久々のハンデはもちろん初の関東輸送,さらには未知の距離と,条件は相当に厳しかったが,それをアッサリと克服してしまったのだから,潜在能力はかなりのモノがある。レース後の状態は良好で,追い切り本数もこなしていることから,休養明けを好走したことによる反動はなさそう。本番の今回は定石通り,一度叩かれた上積みを見込んでいいだろう。都合良く内枠を引けたことから,このメンバーなら再び単騎の逃げが濃厚。先週のような高速馬場で,気分良く先行できれば,ゴール前でアッと言わせるシーンまであって驚けない。

抑えはモーニングフェイス。穴はサンテミリオン。

今週のワンポイントアドバイス

大舞台で逆転V,ショウリュウムーン


桜花賞の1600Mから2400Mに距離が延びる。牝馬限定のG1としては最長距離で,多くの馬にとって初めての経験。それだけに過酷なレースとなり,数多くの名牝が涙をのんでいる。

今年で71回目を迎える「樫の女王」をどの馬が射止めるのか。過去10年のデータでレース傾向を探ってみたい。

ここまで1〜3番人気は4,3,1連対と精彩を欠いている。しかし,伏兵馬の連対は6番人気1頭,12番人気1頭,13番人気2頭と少ない。

馬連配当は3けた2回,1000円台2回,4000円台2回,万馬券4回。比較的堅い馬券と万馬券が入り混じる,難解なG1戦となっている。

連対馬の19頭までが前走重賞からの出走で,1頭がオープン特別。路線別は桜花賞組が16連対と他路線を圧倒し,フローラS組とスイートピーS組がそれぞれ3,1連対している。なお,桜花賞組は10回中7回で連を独占し,ここ2年は3着も確保している。

キャリアは3〜9戦の範囲で,それぞれ2,6,2,4,4,1,1連対。今年の最少キャリアはトレノエンジェルの3戦で,最多がニーマルオトメの9戦。全馬連対の条件をクリアーしている。

また,関東馬VS関西馬は67頭と111頭で争い,4対16。連対率はそれぞれ6%,14%。関西馬が関東馬を寄せ付けない強さを見せている。


◎…桜花賞はスローで上位を先行勢が占めた。そんな中でショウリュウムーンは後方でから追い込んで4着。直線100Mで前が狭くなり,全力を出し切れなかったが,アパパネと0秒2差だった。チューリップ賞ではそのアパパネを差し切り勝ち。鞍上も昨年のリーデングジョッキー内田博騎手なら逆転Vが期待できる。

○…サンテミリオンはトライアルのフローラSを制して,3勝3着1回と底を見せていない。大外18番枠は気になるが,前走も外枠不利といわれる東京の2000Mを大外15番枠からレースレコードで差し切った。長距離歓迎のゼンノロブロイ産駒。新女王誕生も十分ある。

▲…阪神ジュベナイルF,桜花賞を制したアパパネ。G1レース2勝の実力は世代トップの存在だ。母がスプリンターだが,折り合いに心配のないタイプで,好位で立ち回れる脚質も心強い。東京でも2戦2勝のレース巧者だ。

△1…オウケンサクラはフラワーCでサンテミリオンを破って,桜花賞でアパパネと半馬身差の2着。前走は逃げてゴール前で差されたが,好位につけて折り合う競馬もできる。関東への長距離輸送も経験済みで,大勢逆転があっても驚けない。

△2…アプリコットフィズは430キロの小型馬。前走の桜花賞は栗東への長距離輸送の影響かデビュー以来最も軽い馬体だった。地元東京では新馬戦で4馬身,クイーンCで2馬身と後続の追撃を封じて圧勝。2戦2勝と得意の舞台での大駆けを警戒したい。

△3…たたき2戦目の前走桜花賞で8着に敗れたアニメイトバイオ。敗因はやはり20キロ減の馬体と決めつけていいだろう。東京コースではサフラン賞をレコードで勝ち,京王杯2歳Sで2着。前走は規準外とみればノーマークにはできない。

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