ダービーと同じ舞台で行われるトライアル。昨年までは上位3頭に本番への優先出走権が与えられたが,今年から2頭に枠が減る。過去10年のレースを振り返ってみたい。
連対馬は(1)(2),(3)(7),(1)(8),(1)(2),(2)(5),(1)(6),(1)(5),(3)(15),(2)(7),(1)(7)番人気で決まった。1番人気は6連対とまずまずの成績だが,2,3番人気は4,2連対と不振だ。馬連配当は3けた〜2000円台7回,4000台,7000円台,万馬券が各1回。1番人気の勝った年は3000円以内の比較的平穏な決着だったが,3番人気馬が勝利した年は7670円,3万2140円と荒れた。
連対馬のクラス別は重賞組12頭,オープン特別組2頭,500万下組5頭,未勝利組1頭。連対馬の70%をオープン組で占めているが,500万下以下にも出番は十分ある。ただ,01年の2着馬プレシャスソングを除くと,5頭は前走1着馬。前哨戦で勝っていることが連対条件となる。
路線別は9連対の毎日杯組がトップ。2連対で弥生賞組,すみれS組,山吹賞組が続いている。なお,最多連対の毎日杯組は4,4,6,1,1,3,2,2,3着からの臨戦。前走4着以下から巻き返したのは02年が最後で,ここ7年は馬券対象の3着以内から連対している。
キャリアは3戦と4戦の馬が6,5連対と好成績を残しているが,2〜9戦の範囲なら問題はない。
レッドスパークルは昨年の東京スポーツ杯2歳Sで,レースナンバー2の33秒6の決め手を発揮して小差の3着。前走の皐月賞は馬群をさばけず10着に凡走したが,実績のある東京が舞台なら巻き返しがあっても驚けない。
馬単は(13)←→(2),(13)←→(9),(13)←→(10),(13)←→(5),(13)←→(7)。
3連単は(13)←→(2)から(9)(10)(5)(7)と,(13)←→(9)から(2)(10)(5)(7)への3着流し。