ダート1200Mのオープンで行われた過去4回,1〜3着に1-3-15,3-1-2,1-3-8,4-1-13番人気の順でゴールした(06,07年はハンデ戦)。馬連配当は770円,690円,730円,820円。連対馬はすべて4番人気以内の組み合わせで,すべて3けた配当で堅く収まっている。
しかし,3連単配当は17万1820円,5120円,1万6820円,22万9000円。3着に15,13番人気の伏兵馬が食い込んで,10万馬券が2回も出ている。
クラス別(着順)は交流重賞組2頭(6,3着),オープン組4頭(4,1,3,1着),1600万下組2頭(1,1着)。06年に6着から巻き返したオフィサー以外は,4着以内だった。前走で掲示板を外した馬は減点対象としたい。
路線別はNST賞と北陸Sから各2連対。年齢別は3〜8歳馬が4,10,16,13,9,7頭出走して,各1,2,4,0,1,0連対。5歳馬が好相性を見せている。
関東馬VS関西馬は3対5で,連対率は10%,17%。関西馬が関東馬を一歩リードしている。
牡馬は53頭が出走して7連対(13%),牝馬は6頭で1連対(17%)。連対数で牡馬が圧倒しているが,率では牝馬が逆転している。
◎…アウトクラトールは昨年,1600万下の越後Sを勝ち,次走でこのレース4着。夏に強いタイプで,今年も前走でオープン特別のNST賞を快勝した。ダート1200Mも全6勝中で4勝を挙げているベストの条件。スプリント戦でまたひとつ勝ち星を重ねる。
○…前走の越後Sでアースサウンドは2着以下を2馬身半突き放して圧勝。ダート1400M以下では3勝2着2回とパーフェクト連対で,この距離でも2勝している。オープン入りするが,昇級戦から好勝負になる。
▲…トーホウドルチェはここ3戦が1,2,2着の成績。3走前は船橋競馬の交流G3で,前走が川崎の交流G3。2カ月ぶりとなるが,今がピークのデキ。オープン特別なら堂々の首位争いになる。
△1…ファイナルスコアーは前走,57キロを背負って1600万下を快勝。着差はクビだったが,その差以上に余裕のある内容だった。ひと息入って3カ月ぶりの実戦で,しかも昇級戦と条件は厳しいが,斤量55キロなら大駆けがあってもおかしくない。
△2…前走の越後Sでマハーバリプラムは2馬身半差の2着。勝った○アースサウンドには離されたが,その時の重量差3キロから今回は1キロ差に変わる。ダート1200Mで全4勝を挙げている距離巧者。格上挑戦でも軽視はできない。