過去5回は9,9,10,14,12頭立て。連対馬は1-3,3-1,4-1,2-3,1-2番人気の組み合わせで決まった(05年はハンデ戦)。上位人気馬同士の1,2着で伏兵馬の出番はない。
馬連配当は610円,640円,1140円,890円,640円。出走頭数の少ないこともあるが,平穏に収まっている。また,3連単配当も1万7010円,5950円,2万600円,1万3520円,5250円。こちらも比較的落ち着いた配当となっている。
連対馬10頭はすべて芝からの臨戦で,距離は1600M1頭,1800〜2000M7頭,2400M2頭。中距離を使われた馬が好走している。
クラス別(着順)は500万下組2頭(1,1着),1000万下組5頭(3,3,1,4,2着),1600万下組2頭(14,7着),G2組1頭(8着)。1600万下組以上は前走着順に関係なく巻き返しているが,1000万下組以下は4着以内が連対への条件となる。
年齢別は3〜7歳上馬が2,4,3,1,0連対で,連対率はそれぞれ33,40,19,17,0%。また,性別は牡馬が48頭出走して9連対(連対率19%),牝馬は6頭で1連対(同17%)。牡馬は連対数でリード,率でも牝馬を上回っている。
なお,関東馬52頭と関西馬2頭で,争い10対0。関東馬が関西馬を圧倒しているが,関西馬の出走頭数が少なく,データをうのみにはできない。
◎…前走のミヤビベガは直線で少し窮屈になったが,内から鋭く伸びて0秒3差の4着。本質的には広いコースがいいタイプだが,少頭数戦なら馬群に包まれる心配はなく,仕掛どころ次第で勝ち負けに持ち込める。
○…マジックビクトリアは前走0秒7差の4着。中団待機から直線勝負にかけたが,前の止まらない流れで末脚を生かし切れなかった。荒れてきた馬場で1ハロン距離延長なら,巻き返すチャンスは十分ある。
▲…グッドバニヤンは前走,インの狭いところを突いて2着。道悪巧者もあったが,坂上から一気に加速して連を確保した。もともと現級では能力上位。流れひとつでチャンスはある。
△1…前走は内から伸びて勝ちパターンに見えたマイネルモデルノだったが,直線決め手の差が出て3着に敗れた。久々をたたいた上積みの見込める今回は警戒が必要だ。
△2…前走のアサヒバロンは直線で追い出したときにブレーキをかけるロス。小回りコースだけに致命的な痛手となった。2000Mは少し長い気もするが,流れに乗れば上位争いに浮上できる。