過去10年,連対馬は4-10,6-8,8-4,2-10,1-3,1-9,5-2,2-14,8-6,5-13番人気で決まった(00年は東京競馬,05年までは別定戦)。
馬連配当は
3けた…………1回
2000円台…1回
4000円台…2回
6000円台…1回
9000円台…1回
万馬券…………4回
別定時代から2けた人気の伏兵馬が台頭して荒れる傾向を見せていたが,ハンデ戦になってさらに波乱度が高まった。
路線別はエーデルワイスS組が3連対でトップ。次いでNHKマイルC組と白百合S組が2連対で続いている。
ハンデ戦で行なわれたここ4回の斤量は(54,54),(52,54),(53,57),(56,53)キロの組み合わせで1,2着。中,軽量馬が好成績を上げている。なお,トップハンデ馬は56,57,57,57キロの斤量で,4,14,(2,8),4着。ハンデ頭は苦戦している。
◎…前走のプリンシパルSでクォークスターは2着。ルーラーシップ(ダービー5着)にちぎられたが,同馬と互角の上がり33秒7の豪脚で追い上げた。きさらぎ賞7着を除くと連対率10割。強敵不在のここなら重賞初制覇がかなう。
○…シャイニンアーサーは前走のエーデルワイスSで,唯一33秒台の末脚で8着。スローペースの17頭立ての最後方から4馬身差は価値がある。ハンデが前走3キロ減+道悪なら逆転Vもある。
▲…トゥザグローリーは今年3月の遅いデビューで,キャリアはまだ4戦。青葉賞2着からダービーに出走して7着とまだ底を見せていない。母はエリザベス女王杯を制したG1馬。素質の高さからも伸びしろは十分ある。
△1…前走の青葉賞でアロマカフェは,不利を受けながら4着と掲示板を確保。3走前のスプリングSでも0秒6差の6着だから重賞級の決め手を秘めている。不良馬場で2勝と道悪も歓迎だ。
△2…リリエンタールは不良場馬の水仙賞で2着を2馬身半突き放して完勝した。前走の青葉賞で遼馬のペルーサにちぎられたが,▲トゥザグローリーとは約3馬身差。時計がかかれば上位争いに浮上する。
△3…ナイスミーチューの初勝利がダート1800M戦で2着とクビ差。2勝目は前走の芝2000Mでアタマ差だった。派手さはないが,並んで競り落とす勝負根性が光る。53キロのハンデも魅力だ。