過去5回,連対馬は5-2,3-5,3-5,1-9,7-2番人気で決着した(09年はハンデ戦)。馬連配当は1000円台2回,2000円台2回,4000円台1回。1〜3番人気から毎年1頭が連に絡んで,ここまではほぼ平穏に収まっている。
連対馬のクラス別は1000万下組1頭,1600万下組7頭,オープン組2頭。また,距離別は1400M2頭,1600M2頭,1700〜1800M4頭,2100M2頭となっている。
路線別は3連対の名古屋城S組と2連対の鎌倉S組が好相性を見せている。
年齢別は4〜8歳以上馬が2,5,1,1,1連対。5歳馬が好成績を残している。
関東馬は36頭が出走して5連対(連対率14%),関西馬が38頭で5連対(同13%)。連対数,率とも互角で,東西間格差は見られない。
◎…前走のドリームトラベラーは直線で伸びを欠いて12着に敗退。休養明けの昇級戦で2着に好走した2走前の反動が出たか。ダート1700〜1900Mで全4勝を挙げている中距離巧者。たたき3戦目でピークのデキ。能力を出し切れば勝てる。
○…ストロングバサラは前走の丹沢Sで2着。2100Mは長いと思われていたが,きっちりと連を確保した。福島のダート1700Mは3戦して2着3回(うち1回は1着から降着)。逆転Vも十分ある。
▲…その丹沢Sでバロンビスティーは1馬身差の3着。昇級戦でいきなり現級にメドを立てた。距離不足で力を出し切れなかった前走・鎌倉S(1400M)は度外視していい。
△1…シルクイーグルは3走前の1000万下で2着を2馬身半ちぎった。昇級後の2戦で5,4着に敗れているが,着差は0秒7と0秒5。一戦ごとに着順を上げ,着差も詰めている。そろそろ警戒が必要か。
△2…シルクプレストは前走,好スタートからハナに立ち,直線で後続の追撃を断ち切って逃げ切った。2カ月半ぶりとなるが,昨秋この舞台で2着を2馬身突き放して500万下を圧勝した。マイペースなら大駆けもある。
△3…札幌ダート1700Mでジャンバティストは500万下と1000万下を連勝した。その後東京,中山で勝ち切れずにいるが,ベストの距離で得意の小回りコース。勝つのは無理でも,2,3着争いなら出番はある。