過去10年,1番人気は8,1,3,1,1,1,1,4,2,1着。最多の6勝を挙げ,連対率も7割でトップ。しかし,2,3番人気が3,2連対と不振で,6番人気以下から6頭が連に絡んでいる。
馬連配当は3けた4回,1000??2000円台3回,8000円台1回,万馬券2回。大半は堅く収まっているが,8000円以上の高配当も3回あり,伏兵馬の食い込みも警戒したい。
連対馬20頭は芝をステップに出走。前走ダートから臨んだ馬の連対はない。
クラス別は重賞組7頭,オープン特別組5頭,500万下組4頭,新馬・未勝利組4頭。
路線別は6連対の朝日杯FS組がトップで,中京2歳S組が3連対で追っている。なお,最多連対の朝日杯FSから臨んだ24頭は,1着4頭,2着2頭,3着4頭,着外14頭。G1をステップに出走した馬の安定度は高い。
関東馬は8頭が出走して連対0で,関西馬は127頭で20連対。関東馬は次週に京成杯が控えているため遠征馬が少なく,今年もモエレエキスパート1頭だけ。関東馬は苦戦している。
◎…新馬,萩Sとミッキーパンプキンは逃げて連勝した。前走の朝日杯FS(6着)は3番手に控える競馬で初黒星を喫したが,レース内容は悲観するものではなかった。京都コースは2戦2勝。積極策に切り替えれば重賞制覇のチャンスだ。
○…ピースピースは後手に回った朝日杯FSでしっかりと差を詰めて5着。折り合い,展開と注文はつくが,はまれば一発が決まる。
▲…ツルマルジャパンは新馬,オープンを連勝。力があるのははっきりしているが,気難しさが出世をはばんでいる。リラックスして走れば大勢逆転できるスピードを秘めている。
△1…アントニオバローズは芝1400Mの未勝利を1分22秒1で快勝。勝ち時計が開幕週の古馬1000万下と同タイムと優秀だった。距離がマイルに伸びても怖い1頭だ。
△2…キングストリートは連闘で臨んだ前走で未勝利勝ち。道中の折り合い,勝負どころから進出する好センスの競馬を見せた。メンバーは強化するが,軽視はできない。
△3…前走のキングスレガリアは抜群の手応えで直線を向いたが,伸びを欠いて7着。2000Mは少し長かったようだ。マイルに距離が変わって自慢の瞬発力を発揮できるか。