過去5回,連対馬は1??2,3??2,1??5,2??12,1??10番人気の組み合わせで決まった。勝ち馬は1??3番人気に限られているが,2着には2けた人気の伏兵馬も食い込んでいる。
馬連配当は3けた1回,1000円台2回,3000円台1回,万馬券1回。一昨年に1万5620円と荒れたが,4回は4000円以内。馬体調整が難しい厳寒期でも比較的平穏に収まっている。
しかし,3連単は1万5590円,8370円,22万680円,2万1880円と荒れ模様。波乱を視野に入れた馬券検討も必要となる。
連対馬の前走は1600万下組6頭と1000万下組4頭。そこでの成績は,1000万下組なら1着が絶対条件で,1600万下組なら5着以内(07年のカオリノーブル14着を除く)が理想となっている。
ステップはフェアウェルS組が5連対と好相性を見せているが,この組以外には同一路線から連対した馬はいない。
年齢別は4??9歳上馬がそれぞれ4,4,1,0,1,0連対。また,連対率は順に22,25,5,0,13,0%。4歳馬と5歳馬が好成績を残している。
関東馬が60頭出走して8連対(連対率13%)。関西馬は18頭で2連対(同11%)関東馬が関西馬をリードしている。
性別は牡馬72頭と牝馬6頭で戦い,10対0。牝馬は出走数も少ないこともあるが,ここまで05年のホーマンキュートの4着が最高。今回も出走は2頭と少なく,静観するのが正解か。
◎…カジノドライヴはアメリカ遠征帰り初戦のジャパンCダートで6着。あと1ハロンで古馬の強さに敗れたが,ダートの一線級を相手に0秒5差とその存在を強くアピールした。国際G1から準オープンに出走なら,能力の違いは歴然。取りこぼせない一戦だ。
○…ダイワルビアは休養明け2戦目の前走で1000万下勝ち。1600万下入りするが,昨年6月に現級4着の実績があり,再昇級しても即首位争いできる能力を備えている。
▲…ここ2戦のパピヨンシチーは,中山で2,3着。あと一歩のところで勝ち切れずにいるが,デキは昨年の春に現級で連続2着した状態に近い。前走は57キロのトップハンデだったが,定量戦なら勝ち負けまで期待できる。
△1…ドリーミーペガサスは昨秋,3戦連続の2着で,着差はすべて0秒2。2カ月半ぶりで評価を下げたが,展開ひとつで勝っても不思議はない。
△2…ダート2400Mの前走でメジロティモンは2着を4馬身ちぎった。向こう正面からまくって行き,直線で後続を全く寄せ付けない完勝だった。距離短縮でかからなければ差はない。