2009年11月1日(日)

11R
2009年11月1日(日)
東京
15:40発走

天皇賞(秋) GI

芝・左 2000m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:13200、5300、3300、2000、1320万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 コスモバルク
1 2 スクリーンヒーロー
2 3 カンパニー
2 4 アドマイヤフジ
3 5 ヤマニンキングリー
3 6 アサクサキングス
4 7 ウオッカ
4 8 キャプテントゥーレ
5 9 サクラオリオン
5 10 シンゲン
6 11 スマイルジャック
6 12 ドリームジャーニー
7 13 マツリダゴッホ
7 14 サクラメガワンダー
7 15 オウケンブルースリ
8 16 ホッコーパドゥシャ
8 17 エイシンデピュティ
8 18 エアシェイディ

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=12 7=3 7-10 7-14 12=3
綾恵 7=15 7=10 7-3 7-18 15=10
山田 3=10 3=7 3=16 10=7 10=16 7=16
たま 10=12 10=15 10=2 10=7 10=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はウオッカ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.2
秋の始動戦・毎日王冠(G2)は逃げる競馬で2着まで。マイペースで運べていただけに不満も残るが,これは終い33秒0で突き抜けた勝ち馬を褒めるべきだろう。毎日王冠2着からの参戦は,レコード勝ちを決めた昨年と同じローテーション。キッチリと脚をタメることさえできれば,G1を6度制した末脚が黙ってはいまい。今週の追い切りでも抜群の動きを見せているため,牝馬初の連覇へ向け,視界は良好とみてよさそうだ。

対抗はドリームジャーニー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.9
今年の宝塚記念(G1)を制した春のグランプリホース。前走のオールカマー(G2)はスローで逃げたマツリダゴッホに及ばなかったが,59キロを背負って2着まで追い込んでくるあたり,さすがはG1・2勝馬といったところか。良績が右回りコースに集中している点は気に掛かるものの,本格化した今ならそれほど苦にすることはないはず。斤量が1キロ軽くなることは歓迎なため,逆転の可能性まで考えておきたい。

単穴はカンパニー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・1.57.2
こちらは前走の毎日王冠(G2)でウオッカを差し切って重賞7勝目。いまだG1無冠の身だが,昨年の当レースでタイム差無しの4着に入るなど,現役トップクラスの存在であることは間違いないだろう。6勝の実績を持つ1800Mがベストとはいえ,前走の勝ちっぷりを見る限り,8歳にしてますます凄味を増してきた印象。こちらも展開ひとつでタイトルに手が届く。

抑えはシンゲン。穴はサクラメガワンダー。

今週のワンポイントアドバイス

G1奪取の好機,シンゲン


過去10年,1番人気は7連対とその重責に応えているが,2,3番人気は3,1連対と不調。代わりに7番人気以下から5頭が連に食い込んでいる。

馬連配当は3けた〜2000円台5回,4000円台2回,8000円台1回,万馬券2回。高配当は3回で,一見すると波乱度は低いように見えるが,過去5回の3連単は,3着に9,13,2,6,3番人気が入線して,20万7930円,122万6130円,6万460円,18万3380円,3250円。昨年こそ4けた配当だったが,伏兵馬の台頭する余地は十分にある。

前走成績は1〜5着馬の9,6,0,2,1頭と6,7着馬の各1頭。連対馬20頭中15頭は前走でも連に絡んでいた好調馬で,掲示板を外して巻き返したのはわずか2頭だけ。

路線別は6連対の京都大賞典組がトップで,3連対で宝塚記念組と毎日王冠組が並び,これを2連対のオールカマー組が追う展開になっている。なお,最多連対の京都大賞典組は7,6,1,1,1,2着からの臨戦だった。

東京の芝2000Mはスタートすると直ぐにカーブを迎えるトリッキーなコース。「外枠より内枠有利」といわれているが,馬番別の連対頭数を見ると,内の1〜9番からは90頭が出走して11連対,外の10〜18番は77頭で9連対。出走頭数を考慮すれば外枠が互角以上に健闘している。なお,枠別では内の1〜4枠が3,1,1,3連対で,外の5〜8枠が4,0,6,2連対となっている。


◎…シンゲンは年明けの白富士S,新潟大賞典,エプソムCと3連勝した。中でも新潟大賞典の勝利は,走破時計,勝ちっぷりとも文句のない圧勝劇だった。前走のオールカマーは3着に敗れたが,重賞2勝はいずれも左回りで,東京コースは8戦6勝の舞台。しかも,今回はたたき2戦目の走りごろ。念願のG1奪取へすべての条件が整った。

○…春のグランプリ馬ドリームジャーニーは秋初戦のオールカマーで2着。マツリダゴッホが後続をちぎるスローの流れと,59キロの斤量で能力を出し切れなかった。東京で連対の実績はないが,本格化前のデータともいえる。G1レース2勝馬の底力を警戒したい。

▲…オウケンブルースリは京都大賞典で59キロを背負って1着。先行2頭が引っ張ったとはいえ,大外から豪快に差し切った。まだ4歳馬で上がり目は十分。未勝利勝ち以来の2000Mでも好勝負になる。

△1…ウオッカはG1レース6勝中4勝を1600Mで挙げている。2400Mのダービー,2000Mの天皇賞(秋)も勝っているが,本質的にはマイラーで,ラスト200Mで伸びを欠いた前走の毎日王冠がそれを証明している。能力で押し切ることも考えられるが,昨年ほどの信頼度を感じず,連下の評価とした。

△2…前走のオールカマー勝ちでマツリダゴッホはスランプを完全に脱出した。左回りに勝利はないが,走ったのはわずか4回。その中にジャパンC4着(0秒2差)があれば,回りは関係ないはず。グランプリホースの地力は軽視できない。

△3…スクリーンヒーローは昨秋,アルゼンチン共和国杯,ジャパンCと連勝して一気に古馬の頂点に立った。今回は宝塚記念5着からのぶっつけになるが,東京コースとの相性は良く,鉄砲にも実績がある。

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