07年にダート1200Mから1400Mとなり,今年はハンデ戦から別定戦に変更された。
過去2回はいずれもフルゲートの16頭立てで,1〜3着に7-4-10,2-1-11番人気の順で入線した。馬連配当は9180円,360円,3連複が6万7650円,7170円。3連単はそれぞれ41万1870円,3万9090円。3着に2年連続で2けた人気が食い込み,3連複と3連単は波乱含みとなっている。
連対馬の路線別は,マリーンS(オープン,4着)=キーンランドC(G3,4着),BSN賞(オープン,1着)=ユニコーンS(G3,1着)。回数を重ねないと傾向はつかみづらいが,大敗した馬の連対は見られない。
年齢別は3〜8歳馬が1,1,1,1,0,0連対。7,8歳世代はまだ連に絡んでいない。また,関東馬VS関西馬は14頭と18頭で争い,関東馬が2勝2着1回,関西馬は2着1回。ダート高額条件では層が厚いといわれる関西馬を向こうに回し,関東馬が健闘している。
◎…セレスハントは前走,3カ月の休養明けだったが57.5キロを背負って直線力強く伸びて差し切った。勝ちタイムは前週のオープン特別・エニフSと0秒2差。昇級戦から勝ち負けできるスピードを備えている。
○…東京コースでナンヨーヒルトップはダート1400M(500万下)とダート1600M(準オープン)勝ちの実績がある。ここ2戦は凡走しているが,得意の舞台で巻き返す。
▲…春に準オープンの薫風S(東京ダート)をフライデイフライトは1分36秒5で快勝した。4カ月半ぶり,昇級戦となるが,鉄砲駆けに問題はなく,3戦2勝の東京ダートなら,いきなりでも好勝負になる。
△1…キクノサリーレは昨年,4連勝で武蔵野Sを制覇した。その後は不振でリフレッシュ放牧に出されたが,ここを目標にきっちり仕上げられた。ポン駆けの実績があり,6カ月ぶりでも軽視はできない。
△2…イースターは久々+芝1200Mの前走G2で13着。いきなりの強敵相手で結果を出せなかった。今年初のダート戦となるが,2戦して5,3着とダート適性は十分。展開がはまれば一発がある。
△3…5カ月ぶりとなるウエスタンマックスだが,休養前に東京ダート1400Mの立夏Sを57キロで鮮やかに差し切った。昇級初戦,休養明けと条件は厳しいが,ここでも通じる能力を秘めている。