2009年5月24日(日)

11R
2009年5月24日(日)
東京
15:40発走

優駿牝馬 GI

芝・左 2400m 天気:
馬場:
サラ系3歳 オープン 牝 (指定) 定量 本賞金:9700、3900、2400、1500、970万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 マイティースルー
1 2 パドブレ
2 3 レッドディザイア
2 4 ヴィーヴァヴォドカ
3 5 ダノンベルベール
3 6 フミノイマージン
4 7 ブエナビスタ
4 8 ディアジーナ
5 9 ルージュバンブー
5 10 ツーデイズノーチス
6 11 イナズマアマリリス
6 12 ダイアナバローズ
7 13 ブロードストリート
7 14 ジェルミナル
7 15 ハシッテホシーノ
8 16 ワイドサファイア
8 17 デリキットピース
8 18 サクラローズマリー

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 7=3 7=17 7-5 7-13 3=17
綾恵 7=8 7=3 7-13 7-14 8=3
山田 7=18 7=8 7=3 18=8 18=3 8=3
たま 13=7 13=5 13=3 13=8 13=17

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はブエナビスタ。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
1.2倍の圧倒的な支持を受けた桜花賞(G1)を期待に応えて快勝。2着との着差は半馬身だったが,後方から余裕の追い出しで大外一気を決めてしまったのだから,他馬との能力差は見た目以上に大きい。優秀な気性面から,初の2400Mに関しては不安なし。デビュー以来,すべてのレースで上がり最速をマークしていることからも,むしろ距離延長はプラスに働きそうだ。今週の追い切りでは,終い重点ながらDWコースで6ハロン79秒7,ラスト1ハロン11秒台の好タイムをマークして,好仕上がりをアピール。二冠に向けて視界は良好だ。

対抗はレッドディザイア。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
桜花賞(G1)ではブエナビスタの豪脚に屈し,2着に。しかし,キャリアわずか3戦目だったことから,今後の伸びしろは十分で,重賞馬のジェルミナル,ワンカラットに先着したことも踏まえれば,潜在能力はかなりのモノがありそうだ。もともと最大目標はこのオークス。今回は目イチの仕上げで臨むだけに,前走以上のパフォーマンスを発揮できるはず。父が菊花賞馬のマンハッタンカフェなら一気の距離延長にも対応できる下地はある。相手は強力だが,期待を持てる素質馬だ。

単穴はデリキットピース。

実績:
距離・コース:
順調度:
(初距離)
デビューから2戦2勝。忘れな草賞(OP)で下した2,3着馬が,のちにスイートピーS(OP)で連対したことにより,当馬の高い能力がより浮き彫りになった。わずか3戦目のG1挑戦で条件は確かに厳しいが,好位でスムーズに折り合えるセンスは非凡。先週の高速馬場が今週も維持されていれば,先行力は大きな武器になる。前走減った馬体重は戻ったことから,キャリアを度外視して狙ってみたい。

抑えはダノンベルベール。穴はブロードストリート。

今週のワンポイントアドバイス

地力アップで逆転,ブロードストリート


圧倒的な人気に応えて桜花賞を制したブエナビスタが,ここも不動の1番人気になるのは間違いない。しかし,過去69回の歴史を見ると,2冠を達成したのは10頭だけ。5連勝の快進撃でブエナビスタが「樫の女王」の座に輝くのか,それとも「桜の女王」を破って新星が出現するのか。過去10年の連対馬を分析してレース傾向を探ってみたい。

1??3番人気は4,2,1連対。上位人気は不振で,6番人気以下から5頭が連対している。

馬連配当は3けた??2000円台4回,4000円台2回,万馬券4回。05年に1,2番人気のワンツーで630円と堅く収まったが,02年から3年連続万馬券決着で,昨年も2万馬券が飛び出す大荒れ。一筋縄では収まらない難解なレースとなっている。

ステップは桜花賞組が16連対,フローラS組3連対,スイートピーS組1連対。桜花賞組が他路線を圧倒しているが,ここ3年では桜花賞組4連対,フローラS組とスイートピーS組1連対。オークスのトライアル組が健闘を見せている。

なお,桜花賞1着馬は10年間で7頭が出走して,3,2,3,1,4,6,3着。2冠達成できたのは03年のスティルインラブの1頭だけ。2冠を目指すブエナビスタにとってハードルはかなり高いといえる。

連対馬の最長経験距離は,1600M8頭,1800M6頭(00年のシルクプリマドンナはダート),2000M5頭,2200M1頭。スタミナを問われる2400M戦だが,連対馬の7割は1600??1800Mの範囲。距離経験に神経を尖らせる必要はなさそうだ。


◎…2走前の忘れな草賞でブロードストリートは1馬身半差の2着。中団追走からレース最速の上がりで追い込んだが,2番手から抜け出した勝ち馬とは位置取りの差が出たようだ。前走・スイートピーSでは初の長距離輸送と左回りを楽々とクリアーして,上がり33秒8で差し切った。チューリップ賞でブエナビスタに4着と敗れたが,パワーアップした今なら逆転してもおかしくない。

○…ブエナビスタは桜花賞を馬群の大外を回る安全策で快勝した。デビュー戦こそ3着と遅れを取ったが,その後圧倒的な強さで4連勝し,すでにG1レース2勝の実績。牝馬同士では先着を許したことがなく,距離延長も望むところ。2冠達成しても驚けない力量馬だ。

▲…ダノンベルベールは5戦5連対と抜群の安定感を誇っていたが,前走の桜花賞で8着と初めて連を外した。最内1番枠で馬場の悪いところを走らされ伸びを欠いたのが敗因だ。阪神JF2着,クイーンC2着の能力は間違いなく世代トップ級。反撃のチャンスは十分ある。

△1…桜花賞でレッドディザイアはあわやの2着。勝負どころから進出を開始し,早めに抜け出す強気の競馬で,最後の最後までしぶとく粘った。キャリア2戦で2カ月ぶりの実戦G1レースで2着。今回も警戒が必要だ。

△2…ディアジーナはフローラSで2着以下を2馬身ちぎって圧勝。2走前のフラワーCでクビ差2着のリベンジを果たした。もともとクーインC後はオークス一本に照準を合わせての出走。東京コースで重賞2勝の実績も侮れない。

△3…デリキットピースは2000Mの新馬,忘れな草賞を連勝した。前走の忘れな草賞は極端に外差しの利く馬場だったが,好位の内から抜け出した。2戦2勝と底を見せていない魅力は大きいが,キャリア2戦はマイナス材料。ここでは連下の評価に留めたい。

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