過去5年は18,17,18,17,18頭立てで行われた(05,06年は別定戦)。連対馬は(11)(5),(1)(6),(8)(1),(1)(7),(4)(6)番人気で決まった。1番人気は3連対とまずまずの成績だが,2,3番人気に連対がなく,4,5番人気もそれぞれ1連対。上位人気勢はアテにならず,毎年6番人気以下の伏兵馬が連対している。
馬連配当は1万5300円,2380円,3920円,3000円,8840円。すべて2000円以上の配当で決まり,ハンデ戦の年はもちろん,別定戦の2回も波乱傾向を見せている。
連対馬のクラス別(着順)は,オープン組1頭(10着),1600万下組7頭(6,5,9,11,2,5,12着),1000万下組2頭(1,1着)。1000万下組は前走1着が連対条件となるが,準オープン組以上は前走成績に関係なく反撃が可能となっている。
連対馬10頭はすべて前走芝からの出走で,距離別は1400メートル4頭,1600メートル5頭,1800メートル1頭。短距離戦でも1200メートルから臨戦した馬は連に絡んでいない。
路線別は晩春S組が3連対で,洛陽S組2連対の順。ただ,今年は晩春S組の出走がなく,他路線からの食い込みにも警戒を払いたい。
年齢別は4??8歳上馬が30,23,16,10,9頭出走して,4,5,0,1,0連対。ここまでは4歳と5歳馬の争いとなっている。
牡馬VS牝馬は70頭と18頭で争い,9対1。牡馬が牝馬を寄せ付けない強さを見せている。
関東馬は60頭が出走して5連対(連対率8%),関西馬が28頭で5連対(同18%)。連対数は互角でも,率で関西馬が関東馬を大きく上回っている。
前走のワルキューレは道中抜群の手応えだったが,直線で前が壁になり全く追えなかった。距離1400メートルは守備範囲で,引き続き53キロの軽量は魅力。広い東京で巻き返す。
馬単は(9)←→(5),(9)←→(18),(9)←→(7),(9)←→(11),(9)←→(8)。
3連単は(9)←→(5)から(18)(7)(11)(8)と,(9)←→(18)から(5)(7)(11)(8)への3着流し。