過去10年,連対馬は2??1,9??5,5??1,9??3,14??3,5??3,2??1,10??8,1??4,1??6番人気の組み合わせで決まった。1番人気は5連対とまずまずの成績だが,2,3番人気が2,3連対と不振。代わりに6番人気以下から6頭の伏兵馬が連対している。
馬連配当は3けた??2000円台6回,6000円台1回,万馬券3回。堅いか荒れるかの見極めが肝心となっている。
路線別はミモザ賞組が5連対でトップ。次いでフラワーC組4連対,忘れな草賞組3連対の順。出走間隔に関しては,連対馬20頭すべてが3月か4月に一度は出走。1カ月半以上間隔をあけて連に絡んだ馬は1頭もいなかった。3カ月の休養明けで出走する人気馬・ハシッテホシーノには気になるデータだ。
また,距離別を見てみると,1400M1頭,1600M3頭,1800M7頭,2000M9頭。中距離からの臨戦馬が活躍している。
◎…ラークキャロルはデビュー前からの評判馬だったが,勝ち切れず3戦目で初勝利。昇級初戦は牡馬相手で伸びを欠いたが,前走・ミモザ賞で2着を2馬身ちぎって完勝した。2000M戦で2勝は大きな強み。勝ってオークスへ駒を進める。
○…前走・フラワーCでディアジーナは伏兵馬の逃げ切りを許したが,クビ差の2着まで迫った。ここまで9戦して馬券圏内を外したのは1回。クイーンC勝ちのある東京で巻き返しをはかる。
▲…ワイドサファイアは前走の毎日杯で0秒3差の7着。牡馬相手で決め手の差が出たが,2走前の牝馬限定戦・エルフィンSでは,後の桜花賞2着馬レッドディザイアとハナ差だった。このメンバーに入れば能力差はない。
△1…キャリア1戦で挑んだ阪神JFでミクロコスモスは3着。後方から追い込んで勝ったブエナビスタに次ぐ上がり35秒2の決め手を発揮した。ここ2戦は4着と勝ち切れずにいるが,秘めた能力はG1級。反撃を警戒したい。
△2…アイアムネオは先行有利の2走前フェアリーSで2着。4コーナー11番手からレース最速の上がりで0秒2差まで迫った。父はネオユニヴァースはダービー馬。直線の長い東京なら末脚が爆発してもいい。
△3…マイティースルーの前走・チューリップ賞の7着は,関西への長距離輸送で14キロ減った馬体が敗因だろう。輸送慣れしている東京では2勝の実績。2000Mの克服がカギとなるが,警戒は怠れない。