ダート1400Mで行われた過去8回(03年は中山ダート1200M),1??3番人気は4,1,2連対と不振で,代わりに6番人気以下から7頭が連に絡んでいる。
馬連配当は3けた1回,2000??4000円台6回,万馬券1回。上位人気馬が不調の割には万馬券は04年の1万7560円の1回だけ。総体としては平穏に収まる傾向を見せている。
前走のクラス別は重賞組13頭,オープン特別組2頭,1600万下組1頭。路線別はガーネットS組7連対,ジャパンCダート組3連対の順。しかし,昨年末にG3カペラSが新設されて,年明けに行われていた最多連対のガーネットSが今年から廃止された。その点が路線別の傾向にどんな影響を与えるか。
4??8歳上馬が31,26,30,21,14頭出走して,2,6,6,2,0連対。5歳馬と6歳馬が6連対でトップで並んでいる。
所属別は,関東馬が4連対(連対率9%),関西馬12連対(同17%),地方馬0連対(0%)。関西馬が他所属馬を圧倒している。
◎…オフィサーは前走,中団のやや後ろから直線一気に追い込み,2着以下を2馬身半ちぎって圧勝した。本来は右回りがベストだが,直線の長い東京なら左回りでも決め手を十分に発揮できるはず。重賞初勝利のチャンスとみた。
○…前走のセントラルコーストの勝ち時計は翌日のギャラクシーSより0秒4速い。同型馬が多いが,マイペースの逃げに持ち込めれば3連勝もある。
▲…ビクトリーテツニーの前走は展開もはまったが,直線鮮やかに差し切ってレコードV。距離延長に問題はなく,軽い馬場で前の止まる展開になれば,再び末脚がさく裂する。
△1…目下4連勝と勢いに乗るバンブーエール。目標は次走のフェブラリーSだろうが,底力を考えると59キロでもノーマークにはできない。
△2…ヒシカツリーダーは前走のダート1200Mオープン特別で,直線一気の追い込みを見せて後続を3馬身突き放した。この距離に勝ち星はないが,追い込み競馬なら出番はある。
△3…フジノウェーブは前走のカペラSで2着と0秒1差。58キロを背負って中団から良い脚で差してきた。今回も同斤量で,距離延長も厳しいが,交流G1ウイナーの地力を警戒したい。