芝1600Mで行われた過去7回,連対馬は4??6,1??2,1??3,1??2,2??11,4??16,1??15番人気の組み合わせで決着した。馬連配当は3けた3回,4000??7000円台2回,万馬券2回。上位1??3番人気で堅く収まる一方で,ここ3年は万馬券などの高配当が出ている。
クラス別はオープン組4頭,新馬組6頭,未勝利組4頭。路線別は3連対のダリア賞組がトップだが,新馬,未勝利からも10頭が連対しているように格は関係ない。
前走成績は1着13頭と6着1頭。前哨戦で勝利を逃した馬は大きなマイナス材料となる。
牡馬VS牝馬は63頭と52頭で争い7対7。連対率がそれぞれ11,14%。性別による差は見られない。
◎…ハーティンハートはデビュー2戦目で未勝利を脱出した。エンジンのかかりは遅いが,直線で長く良い脚を使って差し切った。追って味のあるタイプで,距離延長も歓迎。まだ体付きが子供で上積みも見込め,人気薄でも大駆けが期待できる。
○…芝1600Mのデビュー戦を快勝したギュンダー。勝ち時計1分37秒1は平凡だが,直線では爆発的な末脚で2着を5馬身ちぎった。レースセンスが良く,まだ余裕があった。決め手比べなら勝ち負けになる。
▲…新潟デビューのサウンドバラッドは芝1600M3着,1800M1着。初戦では勝ちを逃したものの,2戦目であっさりと勝ち上がった。ズブさがなくなり,折り合いの不安も解消。素質的にはヒケは取らない。
△1…コスモセンサーは新潟のマイルを1分36秒3の好タイムで逃げ切った。スタートを決めてマイペースで押し切った前走だが,上がり34秒1なら上々だ。同型馬の存在は気になるが,先行争いに巻き込まれなければ怖い存在だ。
△2…フローライゼもデビュー戦を逃げ切り勝ち。スローペースに持ち込んで逃げたが,メンバー中,最速の上がりタイの34秒2をマークした。ハナにはこだわらないし,力のいる馬場も歓迎だ。
△3…プリンセスメモリーの初戦は直線競馬とはいえ,タイレコード勝ちだった。新馬,ダリア賞を連勝した唯一の2勝馬。390キロの小型馬だけにスタミナが疑問で狙いを下げたが,決め手はここでも通用するはずだ。