過去10年,連対馬は8??1,1??9,1??3,2??1,3??7,3??1,3??5,6??4,2??10,16??2番人気で決まった。
馬連配当は3けた1回,1000??3000円台6回,5000??6000円台2回,万馬券1回。ここ2年連続で2けた人気馬が連対しているが,万馬券決着は昨年の1回だけ。ハンデ戦の割に平穏に収まっている。
連対馬のクラス別は重賞組14頭,オープン特別1頭,1600万下以下組5頭。条件組でも互角に戦えるが,連対5頭中4頭は前走1着からの参戦だった。
ステップは七夕賞組が5連対でトップ。2連対で函館記念,関屋記念組などが続いている。
年齢別は3??7歳上馬が,0,6,8,4,2連対。99,00年と7歳馬が続けて連に絡んだが,その後は高齢馬の連対は見られない。
性別は牡馬が15連対(11%),牝馬は5連対(25%)。夏に強い牝馬が連対率で牡馬を大きくリードしている。
◎…連覇を狙うアルコセニョーラは前走の七夕賞で2着。スローの流れの4コーナー14番手から直線,メンバー最速の上がりで馬群を割って連を確保した。夏に強い牝馬で,新潟コースも(1・2・1・0)。勝って「サマー20000シリーズ」のチャンピオンになるチャンスだ。
○…前走の七夕賞でデストラメンテは勝負どころでいったん後退し,そこから盛り返して0秒2差の5着。夏に好走するタイプで,新潟コースでも3勝,2着1回と底を見せていない。
▲…サンライズベガは,前走の日本海Sで56キロを背負って快勝。やや早めのスパートとなったが,長くいい脚を使って力強く伸びた。外回りコースに替わるが,前走から2キロ減のハンデなら,好位で押し切るシーンも十分ある。
△1…前走のトウショウシロッコは4カ月ぶり。久々で24キロ減に不安もあったが,好位で立ち回り4着と崩れなかった。もともとたたき良化型。激走の反動がなければ,今回も好勝負に持ち込める。
△2…メイショウレガーロは前走,好スタートを決めてハナへ。道中マイペースの逃げに持ち込んで0秒1差の3着に粘った。距離が1ハロン長い気もするが,強力な同型馬は不在。今回も警戒が必要だ。
△3…マイネレーツェルは前走の小倉記念で6着に敗れたが,牡馬相手に着差はわずか0秒1差だった。重賞2勝は昨年の3歳牝馬限定戦だが,G3なら牡馬相手でも力が接近していることを見せ付けた。初の新潟コースでも直線659Mなら大駆けが期待できる。