同条件で行なわれた過去2回,1??3着に5??7??2,1??3??5番人気が入線した。馬連配当は6110円と610円で,3連複が1万3280円,2950円。3連単は7万3560円,9180円。馬券対象は7番人気以内に限られるが,一昨年は1番人気が6着に敗れて高配当が出ている。
連対馬4頭の前走は現級2着の実力馬と,前走勝ちの上がり馬3頭が連対している。
年齢別は3??6歳馬が1,3,0,0連対。4歳馬と3歳馬が好走している。
関東馬31頭と関西馬4頭で争い,2対2。連対数は互角だが,率で関西馬が関東馬をリードしている。
牡馬は26頭が出走して4連対,牝馬が9頭で連対なし。「夏に強い」といわれている牝馬はまだ連に絡んでいない。
ハンデは50??57キロの範囲で,連対馬は(53,54)キロ,(55,57)キロ。一昨年は中量馬同士の1,2着で,昨年は重量馬同士で決着した。なお,ハンデ頭は2頭出走して2着1回。連対率5割なら警戒が必要だ。
◎…タケショウオージは前走,出遅れて,流れも向かなかったが,後方から追い上げて3着まで迫った。もともとは準オープンで好走していた力量馬。休養明けを2度たたかれ,今がピークのデキ。今度こそ差し切る。
○…1年以上の休養明けでスズジュピターはいきなり2着。新馬,特別と連勝し,東京スポーツ杯2歳S2着の底力を見せつけた。前走の10着凡走は,おそらく2走ボケ。2歳G3レース2着,朝日杯FS5着なら,逆転Vもある。
▲…アロマンシェスの今年4戦中3戦は,芝1600M戦で9,2,2着の成績。連を外したのは休養明け。2度の連対はいずれも57キロで,背負い慣れた重量。中1週のローテーションでも力を出し切れる。
△1…ワールドコンパスの前走の勝ちタイムは,同日の古馬1000万下から0秒3差。3歳春の時点ですでに古馬と互角の走破時計をマークしている。3カ月ぶりでも,53キロの軽量を生かせれば差はない。
△2…昨秋にシンボリハレーは現級で4,3着と好走し,着差も0秒3,0秒1だった。今年2戦は掲示板を確保できずにいるが,敗因はいずれも道悪だ。良馬場なら,ここでも通用する決め手を秘めている。
△3…マルターズオリジンは春の中山で現級勝ちしている。前走は準オープンからの降級で期待されたが,稍重馬場が合わずに11着と敗れた。マイルは3勝中2勝を挙げているベストの距離。時計勝負になれば,出番があってもおかしくない。