真夏に行なわれた過去3回は14,13,15頭立て。1??3着に2??6??4,6??1??2,12??3??6番人気が入線した。馬連配当は1960円,1830円,3万5600円で,3連複が5530円,2420円,9万9200円。3連単はそれぞれ2万8110円,2万540円,100万8600円。毎年,1??3番人気から1頭は連対しているものの,相手に人気薄が食い込んで“ヒモ荒れ”傾向を見せている。
連対馬6頭の前走は1000万下組5頭と500万下組1頭で,そこでの成績は1000万下組が(6,2)(2)(10,7)着と500万下組が1着。500万下組なら1着が連対条件となるが,1000万下組は前走の着順に関係なく巻き返している。
年齢別は3??7歳馬が0,3,2,0,1連対。3歳馬と6歳馬はまだ連に絡んだことはない。
関東馬は35頭出走して5連対(連対率14%),関西馬が7頭で1連対(同14%)。関東馬は連対数で関西馬をリードしているが,率は互角。東西間格差はないと見ていい。
性別は牡馬24頭と牝馬18頭で争い2対4。「夏は牝馬」の格言どおり,牝馬が大活躍している。
◎…ブルーミンバーの前走は,スピードの違いでハナに立ち,後続の追撃を全く許さず余裕で押し切った。500万下に降級すれば能力が違っていた。1000万下への昇級は形だけ。自在性があり,初戦からV争い必至だ。
○…昇級戦の前走でアモーレヴォレはスタートを決めてハナへ。道中も軽快に飛ばして行ったが,勝ち馬に早めに来られて2着に敗れた。新馬を快勝した素質馬がクラス2戦目で反攻に出る。
▲…ダイワマックワンは昨年のバーデンバーデンC2着の実力馬。中央再入厩の前走でアタマ差2着に好走したのは当然か。新潟コースの経験もあり,芝の6ハロン戦に限れば3勝,2着3回,3着1回。態勢逆転の可能性を十分秘めている。
△1…前走のストロングロビンは3コーナーで前が狭まりいったん後退。そこから盛り返して5着と掲示板を確保した。ベストは東京の1400Mだが,広い新潟なら1200Mでもエンジンが全開する。
△2…メイカは前走,スタートこそ互角だったが,徐々に位置取りが悪くなり後方へ。直線で外に出して追い込んできたが,前が止まらない流れで4着まで。このクラスで通用することは間違いなく,流れに乗れば上位争いに加われる。
△3…5カ月半ぶりの前走でシベリアンヒートは0秒1差の3着。もともと鉄砲駆けには実績があったが,しぶった馬場を中団から追い上げて馬券に絡んだのは大きな収穫だ。たたき2戦目。はまれば大駆けが期待できる。