昨年までの定量戦から今年はハンデ戦に変わった。
過去5回,連対馬は3??5,5??2,3??5,3??5,1??9番人気で決まった。1??3番人気から毎回1頭は連に絡み,連対馬10頭中9頭は5番人気以内から出ている。
馬連配当は1810??2990円。伏兵馬の出番が少なく平穏に収まってきたが,今年からハンデ戦。ひと波乱起こってもおかしくない。
連対馬のクラス別(着順)は1000万下組1頭(1着),1600万下組6頭(6,3,5,4,2,4着),オープン組3頭(7,5,9着)。1000万下組なら前走1着,準オープン組が5着以内,オープン組は1けた着順が理想といえる。
路線別は名古屋城S組(3連対)と麦秋S組(2連対)が好相性を見せている。
年齢別は4??8歳馬が1,4,3,1,1連対。連対率は17,17,13,7,20%。どの世代にもチャンスがありそうだ。
関東馬は39頭が出走して6連対(連対率15%)で,関西馬が33頭で4連対(同12%)。連対数,率とも関東馬が関西馬をリードしている。
◎…スナークユーチャンは前走,2着以下を3馬身半突き放して1000万下を快勝した。昇級戦で相手は強化するが,斤量は前走から2キロ減の55キロ。東京のダート1400M圧勝の力量なら,小回り福島の1700Mもこなせる。
○…2走前にピサノエミレーツはこのクラスの丹沢Sを快勝。続く,東海SではG2の壁に跳ね返されたが,今回は降級で再度1600万下に出走できる。地力上位。強敵相手の経験を生かせば,逆転も十分ある。
▲…アンダーカウンターは3カ月の休養明けで名古屋城Sを完勝した。馬体12キロ増はやや立派に見えたが,一息入れた効果で小回りコースを克服した。ハンデ1キロ増は気にならない大型馬。一度勝った条件に再出走できるのは魅力だ。
△1…エアマックールも5カ月半ぶりの前走で57キロを背負って準オープンを快勝した。3勝を挙げている中山からのコース替わり,前走の反動も心配だが,こちらも再度準オープンに出走できる。軽視はできない。
△2…昇級戦の前走でグランプリサクセスは4着とメドを立てた。福島コースは初めてでも,1000万下勝ちが同じ平坦・小回りの中京コース。前走から2キロ減で,展開がはまれば大駆けがある。
△3…マイプリティワンは前走の白川郷Sで7着。勝ち馬には離されたが2着とは0秒6差。人気薄だが小回り1700Mはベストの条件。連闘での挑戦だけにノーマークは危険だ。