開催時期が6月から3月に繰り上がった一昨年と昨年のレースを参照した。
過去2回は14,16頭立て。連対馬は2??6,2??5番人気の組み合わせで決着した。1番人気は連に絡んでいないが,3,4着と掲示板は確保している。
馬連配当は5050円と1810円。極端な人気薄の食い込みはないが,波乱含みの様相を見せている。なお,3連単は3万9560円,1万7530円。3着にそれぞれ1,3番人気が入線しているにもかかわらず,万馬券決着となっている。
前走は重賞2頭,オープン特別と500万下各1頭。全馬1200M(芝3頭,ダート1頭)からの参戦だったが,同一路線から連対した馬はいない。
牡馬15頭と牝馬15頭で争い2対2。性別による差はないが,牡馬が2勝,牝馬は2着2回となっている。
関東馬は12頭が出走して2連対(連対率17%),関西馬は18頭で2連対(同11%)。関東馬が関西馬を率で一歩リードしている。
◎…ルルパンブルーは芝1200Mで3戦3勝。前走は初のマイルで折り合いを欠いて凡走したが,6ハロン戦ではまだ底を見せていない。2走前にフェアリーSを鮮やかに差し切った末脚を再現できれば勝てる。
○…マルブツイースターは休養明けでクロッカスS(1400M)を圧勝。道中楽な手応えで,直線34秒0の上がりで突き抜けた。初勝利の1000Mで2着を5馬身ちぎった快速馬。たたき2戦目,距離短縮も味方する。
▲…マヤノベンケイはクロッカスSでマルブツイースターと0秒4差の5着。前走はかかって直線でいっぱいとなったが,最後までしぶとく粘っていた。小回りの1200Mならスムーズに立ち回れ,末脚も期待できる。
△1…シルクビッグタイムは,新馬,500万下,オープン特別とダートで目下3連勝中。着差も9,4,2馬身とケタ違いの強さを見せた。今回は初芝で評価を下げたが,ハナに立ってそのまま押し切っても驚けない。
△2…ダノンゴーゴーは5戦して,2勝,2着1回,3着2回。行きたがる気性で折り合いに難しさがあるが,2勝はいずれも芝1200M。中京は小回りで直線が短いが,かからなければ強烈な決め手を秘めている。
△3…リーガルアミューズは2走前のクイーンCに挑戦したが,重賞の壁に跳ね返された。前走は自己条件に戻ったが,外からかぶされて競馬をしたのはゴール前だけ。たたき3戦目,連闘策の大駆けに警戒したい。