2008年12月28日(日)

10R
2008年12月28日(日)
中山
15:25発走

有馬記念 GI

芝・右 2500m 天気:
馬場:
サラ系3歳以上 オープン (国際)(指定) 定量 本賞金:18000、7200、4500、2700、1800万円

予想印

枠番 馬番 馬名 大多 綾恵 ナベ たま
1 1 カワカミプリンセス
2 2 ベンチャーナイン
3 3 コスモバルク
3 4 エアジパング
4 5 フローテーション
4 6 エアシェイディ
5 7 アルナスライン
5 8 スクリーンヒーロー
6 9 メイショウサムソン
6 10 マツリダゴッホ
7 11 ドリームジャーニー
7 12 アサクサキングス
8 13 ダイワスカーレット
8 14 アドマイヤモナーク

◎:本命、○:対抗、▲:単穴、△:連下

買い目

大多 13=10 13=8 13-1 13-9 10=8
綾恵 13=8 13=7 13-1 13-10 8=7
山田 13=9 13=11 13=10 9=11 9=10 11=10
たま 10=7 10=8 10=5 10=12 10=13

※「=」は馬番連単の表裏買い、「-」は一方のみ買いです

予想

本命はダイワスカーレット。

実績:
距離・コース:
順調度:
稍・2.33.8
レコードタイムでの牝馬ワンツーとなった前走の天皇賞(G1)。7カ月ぶりの影響もあってハナ差の2着に敗れたものの,ゴール前で強襲するウオッカを差し返そうとするなど,負けて強しと言える内容だった。その後ジャパンCには登録せず,ここを目標にじっくりと調整。昨年は初めての中山コースでマツリダゴッホに足をすくわれてしまったが,一段と逞しく成長した今なら逆転は十分に可能だろう。スピードの違いから外枠をそれほど苦にすることもなく,昨年の雪辱を果たす舞台は整ったとみてよさそうだ。

対抗はマツリダゴッホ。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.32.0
昨年の覇者にして,無類の中山巧者。前走のジャパンC(G1)では苦手としていた左回りコースで小差の4着に好走し,改めて地力の高さを見せ付けた。今回の中山コースでは(7・1・1・1)と抜群の実績を誇り,現在も重賞を4連勝中。今回は迎え撃つ立場となるため昨年ほど楽には運べないだろうが,ここを目標に組んできた理想的なローテーションは評価するべきだろう。

単穴はスクリーンヒーロー。

実績:
距離・コース:
順調度:
良・2.30.8
条件馬の身ながら前々走のアルゼンチン共和国杯(G2)で重賞初勝利を挙げると,続くジャパンC(G1)まで制してG1ホースの仲間入りを果たした。2000Mを超える距離は(3・2・1・0)と得意にしており,今年のG1を制しているのは当馬のみ。ダイワスカーレットのいる今回は前走より速いペースが予想されるが,今の勢いから決して軽くは扱えない。

抑えはメイショウサムソン。穴はカワカミプリンセス。

今週のワンポイントアドバイス

連覇濃厚,マツリダゴッホ


ファン投票1位のウオッカと3歳馬のエース・ディープスカイが回避したのは残念だが,08年の中央競馬を締めくくるにふさわしい豪華メンバーが顔をそろえた。

過去10年,連対馬は1??5番人気の6,3,3,3,1連対と,6,9番人気各1連対,13番人気2連対。昨年のマツリダゴッホを除けば,勝ち馬は4番人気以内から出ている。

馬連配当は13番人気が2着に食い込んだ01,02年と,上位3番人気がそろって連から消えた昨年で万馬券決着となった。しかし,残る7回は3けた??1000台6回と4430円。堅いか荒れるかの両極端の傾向を示している。

連対馬20頭はすべて重賞をステップに出走。G1組17頭,G2組2頭,G3組1頭。G1組が連対の85%を占めている。

路線別はジャパンC組が9連対でトップ。菊花賞組3連対,天皇賞(秋)組2連対の順。しかし,2走前を見ると7頭が天皇賞(秋)に出走しており,これを直行組の2頭に加えるとジャパンC組と同数の9連対。天皇賞(秋)組も不気味な存在だ。

アメリカンボス(01年),タップダンスシチー(02年),マツリダゴッホ(07年)の3頭を除く,連対馬17頭にG1の連対実績があり,うち16頭は芝2000M以上の距離で連対していた。

年齢別は3??7歳上馬が,36,35,40,21,13頭出走して,6,10,2,1,1連対。4歳馬が他世代をリードしている。

牡馬VS牝馬は132頭と13頭で争い,19対1。牝馬は出走が少ないこともあるが,ここまでは苦戦している。


◎…マツリダゴッホは今年,3月に日経賞を快勝。香港遠征では6着と敗れたが,帰国初戦の札幌記念で2着。続くオールカマーを59キロで制して,中山で5個目の重賞を獲得した。前走・ジャパンCは苦手の左回りで4着に敗れたが,0秒2の小差。昨年は9番人気の伏兵にすぎなかった馬がこの1年で豹変した。得意の右回りに戻ればグランプリ連覇は濃厚と見た。

○…相手にアルナスラインを抜擢する。前走・アルゼンチン共和国杯でスクリーンヒーローの0秒2差の3着と敗れたが,ハンデ戦で斤量は58キロ対53キロ。5キロ差が大きく影響していた。しかし,今回は同量の57キロで,鞍上も有馬記念3勝のペリエなら首位を脅かせる存在だ。

▲…スクリーンヒーローはジャパンCで世界の強豪を一蹴してG1を制覇した。驚きの新星誕生となったが,3歳時にラジオNIKKEI賞2着,セントライト記念3着の素質馬。長期休養で出世が遅れていたが,ようやく本格化したようだ。中山に勝ち星はないが,前走のようなしぶとい競馬ができればチャンスはある。

△1…ダイワスカーレットはここまで11戦して,7勝2着4回。いまだパーフェクト連対で,G1レース3勝の実績を誇る。前々で立ち回れる脚質も中山コース向き。ただ,気になるのは距離2500Mと55キロ。昨年は53キロの斤量で2着に健闘したが,牡馬一線級を相手に55キロは厳しいとみた。

△2…過去10年でその年の菊花賞1,2着馬が3連対。フローテーションは今年の菊花賞2着馬で,前走・ステイヤーズSでも果敢に逃げてクビ差2着に健闘した。思えば,05年のグランプリ馬・ハーツクライは「ルメール+橋口厩舎」のコンビだった。一度あることは二度……。大駆けが期待できる。

△3…アサクサキングスは天皇賞(秋),ジャパンCとも8着。あと一歩伸び切れずにいるが,菊花賞を制するスタミナを秘めている。今回は人気薄の気楽な立場で,鞍上に主戦の四位騎手が戻った。無欲の一発を警戒したい。

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