過去10年,連対馬は1??4,3??2,1??4,2??3,2??3,1??3,9??4,4??2,4??2,1??5番人気の組み合わせで決着した(02年は新潟競馬)。馬連配当は3けた??1000円台9回と7000円台1回(01年は枠連)。04年に9番人気が勝って波乱となったが,全体としては平穏に収まる傾向にある。
路線別は新潟記念組がトップで7連対。次いで札幌記念組5連対,宝塚記念組3連対となっている。
年齢別は3??7歳上馬が5,18,30,34,24頭出走して,0,5,9,4,2連対。5歳馬が他世代をリードしている。
◎…1年3カ月ぶりの2走前の札幌記念でアドマイヤタイトルは4着。スタートが鈍く最後方に置かれたが,勝ち馬に次ぐ上がりで2着マツリダゴッホに0秒6差まで迫った。前走は激走の反動で伸びを欠いたが,決め手は間違いなくG1級。能力を出し切ればV濃厚だ。
○…マツリダゴッホは前走の札幌記念でクビ差の2着。香港帰りで有馬記念より20キロ減の馬体だっが,底力を見せた。3走前に59キロを克服して中山もベストだが,全馬の目標となる分,2番手の評価とした。
▲…マイネルキッツは,前走の新潟記念で好位から抜け出して2着。勝ち馬の決め手には屈したが,G3で堂々と連を確保した。マツリダゴッホと同じ国枝厩舎。こちらにも警戒が必要だ。
△1…キングストレイルはここ3戦,北海道で1200Mを使って3,3,4着。決め手を欠いて勝ち切れないが,調子落ちはない。中山の芝2200Mは3歳時にセントライト記念を制した舞台。ノーマークにはできない。
△2…年明けにエアシェイディは同じ中山の芝2200MのアメリカJCCで重賞初制覇。前2走のG1でも4,7着と健闘し,7歳馬でも元気いっぱい。良馬場で末脚勝負になれば出番もある。
△3…ミストラルクルーズは前走の新潟記念で,4コーナー最後方から追い込んで4着。馬券圏内に食い込めなかったが,2着とは0秒1差だった。斤量3キロ増だが,自身は57キロで2勝し,セントライト記念3着。混戦になれば上位争いに浮上する。