対象レースは01??03年と06,07年の計5回(02年は新潟競馬,昨年はハンデ戦)。
連対馬は3??4,9??8,2??1,2??5,11??4番人気で決まった。上位1??3番人気は合わせて4連対と不振だが,6番人気以下の伏兵馬も計3連対と少ない。
馬連配当は1980円,1万4480円,220円,1950円,2万1520円。2000円以下の人気サイド決着と万馬券が同居している。
連対馬のクラス別は,重賞組1頭,オープン特別組1頭,1600万下組6頭,1000万下組2頭。1000万下2頭は前走1着だったが,準オープン以上は前走成績に関係なく巻き返している。路線別は安達太良S組が2連対しているが,強く推せる材料にはならない。
年齢別は3??7歳上馬が2,11,26,12,9頭出走して,0,3,5,1,1連対。5歳が4歳を抑えてトップに立っているが,連対率では4歳が5歳を逆転している。
関東馬は34頭出走して3連対(連対率9%),関西馬が26頭で7連対(同27%)。連対数,率で関西馬が関東馬を上回っている。
牡馬54頭と牝馬6頭で争い,10対0。牝馬は出走頭数が少ないこともあるが,ここまで苦戦している。
◎…エプソムアーロンは500万下,1000万下を連勝。勢いに乗って挑んだオープンの阿蘇Sでも2着に好走して,今季は絶好調だ。斤量が52キロ→57キロになるが,自己条件に戻れば首位争いになる。
○…前走のカリオンツリーは直線で前が壁になり脚を余しての4着。まともに追えていれば突き抜ける脚色だった。大型馬のたたいた2戦目。スムーズな競馬で巻き返す。
▲…キクノサリーレは5月から4戦して3勝,2着1回の上がり馬。初勝利までに7戦を要したが,素質が一気に開花した。今回1600万下入りするが,前走の勝ちっぷりなら昇級の壁はないか。
△1…レオエンペラーは休養前のマーチS(G3)で4着に好走した格上馬。6カ月ぶりとなるが,鉄砲駆けは2戦2勝で,中山のダートでも2勝を挙げている。久々でも初戦から警戒したい。
△2…前走オープン特別のしらかばSでロリンザーユーザーは4着。軽量53キロが有利に働いたとはいえ,格上戦で好走した。斤量が57キロに増え,実績のない中山コースと不安材料もあるが,ノーマークにはできない。
△3…フィールドオアシスの前走6着は,速い時計の決着で,流れも先行馬に有利。しかも道中外を回るロスと厳しい条件がそろった。ひと息入った分,狙いを下げたが,地力は侮れない。