過去10年,連対馬は1??3,7??8,1??3,1??2,1??4,6??8,2??5,3??4,10??6,2??4番人気で決まった(02年は新潟競馬)。
馬連配当は
3けた配当??2000円台7回,万馬券3回。3000円以下の堅い配当と万馬券とが同居しているが,波乱の年を見てみると,芝1000??1200Mをステップにした7,8,10番人気が必ず連に絡んでいた。
秋始動のレースで休養馬の動向が気になるが,連対馬20頭中18頭は夏競馬の7??8月に一度以上出走。例外は04年のマイネルモルゲン(6月安田記念7着)と昨年のキングストレイル(3月東風S1着)の2頭だけ。夏場を休養に充てた馬が人気になるようなら,疑ってかかったほうがよさそうだ。
路線別は6連対の関屋記念組が最多で,3着も4回。目下8年連続で馬券対象になっている。
年齢別は3??7歳上馬が12,27,43,26,18頭出走して2,5,8,2,3連対。5歳馬が8連対でトップに立っている。
牡馬は19連対,牝馬が1連対。牝馬は苦戦している。関東馬VS関西馬は84頭と42頭で争い15対5。連対数,率で関東馬が関西馬を上回っている。
◎……ステキシンスケクンは4勝中3勝をマイルで挙げ,うち2勝が重賞のアーリントンCと京成杯AH。最近はスプリント戦で苦戦しているが,ベストの距離に戻れば大駆けが期待できる。
○……3カ月ぶりの前走関屋記念でリザーブカードは1馬身差の2着。休養明けだったが中団から鋭い脚を見せた。ムラ駆けするタイプだが,叩き2戦目。はまれば重賞初Vも十分ある。
▲……キストゥヘヴンは今年5戦して,前走の安田記念7着を除くと4回掲示板を確保した。一息入れて3カ月ぶりになるが,マイルは桜花賞勝ちしている得意の距離。牡馬相手となるが,55キロのハンデなら好勝負になる。
△1……ゴスホークケンは北海道のスプリント2戦で5,10着。テンに速い馬がそろい流れが忙しすぎたようだ。中山は朝日杯FSを制したゲンのいい舞台。開幕週の高速馬場であっといわせるシーンも。
△2……マイケルバローズは昨年,関屋記念3着で続くこの京成杯AHで4着。末脚を温存して直線で鋭く追い込んだ。今年も全く同じステップで参戦。前の止まる展開なら一気に浮上する。
△3……ヤマニンエマイユは格上挑戦の前走でNSTオープン(芝1400M)を鮮やかに差し切った。左回りで4勝。距離は1200??1400Mがベストで,52キロ+上昇度は魅力だ。