過去10年の連対馬は,1??4番人気の6,6,3,3連対と6番人気の2連対。馬連配当は3けた配当4回,1000円??3000円台6回(01年は枠連)。人気馬の活躍で平穏に収まっている。
連対馬のクラス別は重賞組14頭,オープン特別組3頭,500万下以下組3頭。そこでの成績は1着17頭,2着1頭,4着2頭。連対馬9割は前哨戦でも連に絡んでいた。
ステップは朝日杯FS,きさらぎ賞,京成杯,ラジオたんぱ杯2歳S(現ラジオNIKKEI杯2歳S)組が3連対で並んでいる。
◎…スズジュピターは朝日杯FSで5着。先行有利のペースに自慢の末脚を発揮できなかった。新馬,オープン特別を連勝,ハイレベルの東京スポーツ杯2歳S2着。実力は重賞級だ。復活Vでクラシック戦線へ名乗りを上げる。
○…マイネルチャールズは中山2000??で2連勝中。着差が0秒1,クビで勝ちっぷりは地味だが,しまい確実に伸びる末脚と勝負強さを備えている。
▲…フサイチアソートは新馬→東京スポーツ杯2歳Sを連勝。まだ底を見せていない。初の右回り,距離延長と課題はあるが,秘めた素質は魅力的だ。
△1…タケミカヅチは新馬戦を勝った後,5戦が重賞で,6,2,5,4,2着。2戦目を除けば,強敵相手に掲示板を確保している。展開ひとつで重賞に手が届く。
△2…ベンチャーナインは前走の京成杯で4コーナー最後方からごぼう抜きを演じてクビ差の2着。マイネルチャールズは捕らえ切れなかったが,長くいい脚を使った。展開がはまれば一発がある。
△3…テラノファントムは評判馬のリヴザルトを寄せつずにデビュー戦を快勝した。好センスの持ち主で,秘めた素質もかなり高い。1着は無理でも2,3着争いなら出番はある。