ダート1800Mで行われた過去5回は16,16,14,16,16頭立て。連対馬は2??1,1??2,3??2,1??5,2??12番人気の組み合わせで決まった。2番人気が最多の4連対を果たし,1番人気も3連対とまずまずの成績を残している。
馬連配当は320円,650円,1200円,1440円,1万5620円。一昨年までは平穏に収まっていたが,昨年2けた人気馬が2着に食い込んで万馬券が飛び出している。
連対馬10頭はすべてこのレースと同じダート1800M戦を使われて出走。クラス別は1600万下組8頭と1000万下組2頭。その時の成績は1000万下組はいずれも1着で,1600万下組は8頭中7頭が5着以内だった。路線別は5連対のフェアウェルS組が好相性を見せている。
年齢別は4??9歳上馬がそれぞれ5,3,1,0,1,0連対。また,連対率は順に26,25,5,0,10,0%。4歳と5歳が好成績を挙げている。
東西対決では関東馬が58頭出走して7連対(連対率12%)。関西馬は20頭で3連対(同15%)。連対数で関東馬がリードしているが,率で関西馬が逆転している。
◎…パピヨンシチーは前走,道中の折り合いに専念し,勝負どころから長くいい脚を使って快勝。勝ち時計は同日の1600万下を0秒2上回った。準オープン入りするが,連勝のチャンスと見た。
○…相手はブラックランナー。目下500万下,1000万下と2連勝。いずれも余力を感じさせる勝ちっぷりだった。昇級戦でも勢いを警戒したい。
▲…中山のダート1800Mでスプリングヘッドは2戦2勝。準オープン入りを決めた前走(1000万下)はスローの先行有利な流れ。それを後方から一気に差し切った。伸び盛りの4歳という点も買い材料だ。
△1…前走のタマモグレアーは3コーナーから先行2頭に並びかけて,そのまま押し切った。14キロ増で太め残りに見えたが,ずぶい面があり中距離が合う。昇級戦でも目が離せない。
△2…昨秋にウルフボーイはこの中山の同条件で0秒1差の5着。今回は4カ月ぶりの実戦は気になるが,鉄砲駆けで2着3回の実績がある。ノーマークにはできない。
△3…昇級戦の前走でダイショウジェットは0秒9差の4着。ハナを切らなくても折り合える進境を見せた。クラス2戦目。マイペースの逃げが打てればアッといわせるシーンも。