過去5回,連対馬は1??4,4??3,4??1,2??15,3??4番人気の組み合わせで決まった。馬連は990円,2280円,1090円,3万8980円,2540円。上位1??3人気が毎年連に絡んでいるが,3けた配当は1回で,この4年は4けた以上の配当で決着している。
連対馬のクラス別は重賞組1頭,オープン特別組7頭,1600万下以下組2頭。その時の成績はオープン組が2??11着で,条件組は1,2着。オープン組は前走着順に関係なく連対している。
10頭は全馬芝から出走,距離は1600M7頭,1800M2頭,2000M1頭,。当レースと同じマイル戦を使われた馬が,好成績を残してといる。路線別はファイナルS組が3連対でトップ。2連対でディセンバーS組が続く。
年齢別は4??8歳上馬が3,2,4,1,0連対。8歳以上の高齢馬に元気がない。性別は牡馬が59頭出走して8連対(連対率14%),牝馬は11頭で2連対(同18%)。連対数で牡馬,率で牝馬がリードしている。
関東馬VS関西馬は42頭と28頭で争い7対3で,連対率はそれぞれ17%と11%。ホームで戦える関東馬が関西馬を押さえて優位に立っている。
◎…前走のマイネルハーティーはゴール前で,行き場のなくなる不利がありながら0秒3差の5着。スムーズなら2着の脚色だった。追い込み一辺倒で展開に注文はつくが,末脚は強烈で,1600Mもベスト。決めて勝負ならV争いは必至だ。
○…相手筆頭にマヤノライジンを挙げる。前走3着は不得手の道悪とハンデ差3キロが着順に影響した。マイルは1ハロン短い気もするが,良馬場なら決め手は鋭い。今回は組み合わせにも恵まれた。
▲…マルカシェンクは長期休養明けで割り引いたが,新馬から3連勝し,ダービーで4着の実力馬。このメンバーに入れば地力が一枚上も二枚も上だ。いきなり勝たれても驚けない。
△1…タガノデンジャラスの前走7着は,約3カ月ぶり,道悪,直線で壁ができたのが敗因。マイルから中距離までなら距離に問題はなく,たたき2戦目の上積みの見込めるここは警戒が必要だ。
△2…スターイレブンは中山芝1800MのデッセンバーSで2年連続2着で,昨年このレースで5着。中山コースに勝利はないが,6勝中4勝を挙げているマイル巧者。ベストの距離で一変する可能性は十分にある。
△3…マイネルフォーグは前走のファイナルS2着で,マヤノライジン以下を退けている。人気薄で気楽に走れたのが好走につながったようだ。ここもあまり人気はなさそう。再度の大駆けがあるか。