過去5年,連対馬は5??3,2??4,7??1,5??12,2??12番人気の組み合わせで決まった。馬連は3590円,1990円,2410円,2万9670円,9340円。上位1??3番人気が連からそろって消えたのは一度だが,伏兵馬の台頭が激しく波乱傾向を示している。
連対馬のクラス別は1600万下9頭,1000万下1頭。昇級戦の1000万下組は1着から出走しているが,1600万下組は2??11着。前走着順に関係なく巻き返している。
路線別はアクアラインS組が2連対となっているが,強調できる材料にはならない。
年齢別は4??8歳上馬が30,12,19,11,6頭出走して4,2,2,1,1連対。連対率はそれぞれ9,17,11,9,17%となっている。
牡馬60頭と牝馬18頭で争い,8対2。牡馬は連対数で大きくリードしているが,連対率は13%対11%。性別による差はないと見ていい。
関東馬は55頭が出走して6連対(連対率11%),関西馬が23頭で4連対(17%)。連対数は関東馬,連対率で関西馬が優位に立っている。
◎…リーサムウェポンは前走アクアラインSで9着。8カ月半ぶりで4コーナーで手応えが怪しくなったが,休養前の昇級2戦ではいずれも1番人気に支持されていた能力上位馬。力を出し切れば勝ち負けになる。
○…500万下,1000万下と逃げ切ってアポインテッドボブは目下2連勝。前走の勝ちタイム1分11秒0は準オープンに昇級しても通じる。ハナを奪ってマイペースに持ち込めば3連勝も可能だ。
▲…ピクシーダストは4勝すべてをダートで挙げ,中山も2勝,3着1回と底を見せていない。前走,芝の新春Sで3着は,今季の充実ぶりを証明するもので,連闘のここは勝負気配が漂う。
△1…前走のチョウカイシャトルはスタートは鈍かったが,4コーナーを抜群の手応えで回り,そのまま押し切った。中山ダートは1勝,2,3着各2回の実績。昇級戦でも目が離せない。
△2…アントニオマグナムは前走,外枠から2番手につけ,直線で二の脚を使って2着。もまれずに先行するとしぶとい粘りを発揮する。ここも同型馬をさばき切れば上位争いに食い込める。
△3…グランプリオーロラは前走のフェアウェルSで追い込んで半馬身差の2着。昨年6月からの不振をようやく脱出できたようだ。7歳牝馬だけに大きな上がり目はないが,連下にはマークしておきたい。